メンズメイクで肌を綺麗に見せるときに気になるのは化粧下地の選び方ですよね。
男性にはほとんど馴染みがないので、選ぶときに迷ってしまうのは仕方ありません。
しかし、化粧下地を使うのであれば自分の肌に合ったものの選び方を知っておかないといけません。どんなに良い化粧下地を使っていたとしても自分の肌に合っていないと効果が半減してしまうからです。
そこでこの記事では自分の肌に合う化粧下地の選び方を紹介し、おすすめの化粧下地を厳選して紹介します。ぜひこれから化粧下地の購入を考えている方は参考にしてください。
目次
メンズメイクの化粧下地って何?
化粧下地とはメイクをする際の下地を作るもので、ファンデーションよりも先に塗るものです。
メンズメイクの化粧下地の効果は以下の通りです。
- 紫外線や乾燥から肌を守る
- ファンデーションの密着率を上げて仕上がりを綺麗にする
- 肌の凹凸をカバーして綺麗に見せる
- 補色をする
特に大きいのはファンデーションの効果を上げることです。肌質によってはファンデーションだけではテカリやすかったり、ファンデーションが乾燥してひび割れのように見えてしまうことがありますが、化粧下地を使うことで防ぎやすくなります。
ファンデーションだけでも肌質が良くなる効果を感じることはできますが、より長く効果的に恩恵を得るためには化粧下地は重要なものになっています。
メンズメイクの化粧下地の選び方
化粧下地の選び方は商品の口コミを見るだけではなく、自分の目的に合ったものかどうかを軸に考えてください。例えば、口コミが良かったとしても自分の肌質に合っていなければ効果はありません。
ここでは、目的別に化粧下地を選ぶポイントを紹介します。
用途に合わせて選ぶ
化粧下地を選ぶ用途は以下のような場合が多いです。
- 仕上がりの良さ
- テカリ、脂防止
- 色味カバー
- 毛穴カバー
- ニキビが多い
自分は何を求めているのかを最初に考えましょう。
仕上がりの良さ
仕上がりを良くしたい場合は自分の肌質、環境に合わせましょう。化粧が崩れる原因は汗、皮脂、乾燥です。そのため、自分の肌を知り自分に合った化粧下地を選ぶことで仕上がりを良くすることができます。
また、夏など汗をかきやすい時期には汗の成分に強いもの、クーラーなど乾燥しやすい場所に長時間いるなら潤いのあるものと使い分けることで常に仕上がりが良い状態を作ることができます。
テカリ、脂防止
化粧下地の中にはテカリ防止の成分が入っているものがあります。
汗や水に強いとされる成分
- ジメチコン
- シクロペンタシロキサン
- シクロメチコン
皮脂を吸着してくれる成分
- シリカ
テカリが気になる場合にはこれらの成分が入っているかを確認しましょう。
色味カバー
色のトーンを上げたい場合には、自分の肌色に合ったものから少しずつトーンを上げていくようにしましょう。肌の色味が明るくなったとしても、首との差が大きすぎると顔が浮いたような印象になってしまいます。
毛穴カバー
毛穴カバーをする下地のことは「ポアプライマー(pore primer )」と呼ばれます。毛穴のカバーに特化したものがあるので、普通の下地を厚塗りするのはNGです。
ポアプライマーは毛穴カバーが強いですが、くすみや色むらなどのカバーは弱いので別途のカバーが必要です。
ニキビが多い
ニキビが多い場合には化粧をせずに薬をつけることが一番です。しかし、化粧をしないといけない場合にはニキビに優しい薬用下地から選んでみましょう。
ニキビを悪化させる紫外線をカットしながら、肌に優しい成分で作られていることが多いです。
肌質で選ぶ
化粧下地を用途を決めたら、自分の肌質を意識しましょう。
肌質は以下のものがあります。
- 普通肌
- 乾燥肌
- 脂性肌(オイリー肌)
- 混合肌
- 敏感肌
普通肌
普通肌の方は化粧下地の成分に拘り過ぎる必要はありません。自分の好きな使用感のものや色味を軸に選びましょう。
ただし、乾燥肌用や脂性肌用として特化したものを使ってしまうと肌に合わない可能性があるので注意をしてください。
乾燥肌
乾燥肌の方の場合は化粧下地を塗って肌に潤いを与えられるものにしましょう。潤いのある肌は若々しい印象になりますし、ファンデーションのノリも良くなります。
また、瞬間的な潤いだけではなく保湿力があり長時間良い状態をキープできるかを確認することも必要です。
脂性肌(オイリー肌)
脂性肌の場合は成分に注目しましょう。
汗や水に強いとされる成分
- ジメチコン
- シクロペンタシロキサン
- シクロメチコン
皮脂を吸着してくれる成分
- シリカ
汗は化粧崩れの原因になるので、崩れにくい成分を選ぶ必要があります。また、脂は肌がダメージを受けても出ます。そのため紫外線をブロックできるUVカット入りのものを選ぶとより効果が上がります。
混合肌
眉間から鼻にかけてのTゾーンがテカリやすく、頬が乾燥しやすい混合肌の場合は自分の状態をしっかり確認してから化粧下地を選びましょう。一言で混合肌と言ってもテカリやすいタイプから乾燥が強めのタイプがあります。
そのため、保湿が強いものを選んだり、テカリ防止が強めのものなど選ぶものが変わります。一つの化粧下地で全体を覆うことが難しいのであれば部分部分で使うものを変えることもありです。
敏感肌
敏感肌の場合は最初に敏感肌用のものかを確認してください。肌に対して刺激の強いものを選んでしまうと肌荒れの原因になります。また、肌に刺激を与えないように、保湿力が高く、紫外線カットつき、伸びが良い使用感のものを意識しましょう。
もし、肌に少しでも合わないと感じたらすぐに使用をやめて医者にかかるようにしてください。
使用感で選ぶ
最後は使用感です。使用感を決めるテクスチャーは主に下記の種類があります。
- リキッド
- クリーム
- ムース
- ジェル
リキッド
リキッドタイプの特徴はカバー力が強く、保湿をし、伸びやすく肌の刺激を防ぎやすいことです。
しかし、ムラが出やすいので最初のうちは慣れないかもしれません。慣れるまでは少ない量を伸ばしてムラが目立たないようにしてましょう。
クリーム
脂分を含んでいるので保湿力が高く、カバー力もリキッドより強めです。その分肌への負担も大きくなるので、敏感肌やニキビ肌の方が使用する際には注意が必要です。
ムース
ムースタイプはベタつきが少なくサラッとした使用感です。ムラもなく使いやすいです。しかし、カバー力が弱くなる傾向にあります。
ジェル
ジェルはみずみずしさが強めなので、脂性肌の方に向いています。伸びも良いので朝の短い時間にもパッと塗ることが可能です。
メンズメイクの化粧下地の使い方
メンズメイクで化粧下地の使い方を紹介します。化粧下地を塗る手順は以下の通りです。
- 洗顔
- スキンケア
- 化粧下地
いきなり化粧下地を塗るのではなく、洗顔で汚れを落とし、スキンケアで保湿をして肌の状態を整えることで化粧下地を効果的に塗ることができます。
化粧下地の塗り方は以下の通りです。
まず、両頬・おでこ・鼻・口元の5ヶ所に化粧下地を付ます。おでこや鼻がテカリやすい場合には量を少なめにして調整をしてください。
付けた化粧下地を人差し指と中指の指の第二関節を使って、顔の中心から外側に伸ばしていきましょう。
全体を塗り終えたらムラがないかを確認してください。ファンデーションはフェイスライン(顔と首の境目)まで塗るので、化粧下地も同じ範囲塗るようにしてください。
メンズメイクでおすすめの化粧下地
メンズメイクで使えるおすすめの化粧下地を紹介します。
男性の肌質に多い、脂性のオイリー肌の方にはプリマヴィスタがおすすめです。
テカリを抑えながらも、しっとり感を出せるので自然な仕上がりになります。口コミでも他の化粧下地ではテカリが消えなかったがプリマヴィスタならテカリが全然目立たなくなったと言われるくらい優秀な商品です。
乾燥をしやすいかたはCEZANNEがおすすめです。
抜群の保湿力を誇り、乾燥肌で悩む方からの評価が非常に高い商品です。カバー力も高く毛穴やくすみも隠してくれます。
敏感肌の方には医薬部外品のdプログラムスキンベースCCがおすすめです。
敏感肌の方の協力を得てパッチテストを行なった商品です。口コミでは「敏感肌だったけれどもこちらは大丈夫だった」と言う声が見られました。色の種類によって、シミカバー、ニキビ跡カバー、くすみカバーなど用途を選べることもおすすめです。
メンズメイクをする前に化粧下地で肌を整えよう
化粧下地はメンズメイクをするための土台です。化粧下地を綺麗に塗ることでその後のメイクの効果が変わってきます。今回紹介した内容を参考にぜひ自分に合った化粧下地を見つけてください。