「メンズメイクってどんな手順でやればいいのかな?」
雑誌やSNSで目にする機会が増えているメンズメイク。メンズメイクの手順が詳しく知りたいという人も多いのではないでしょうか。
この記事ではメンズメイクの手順を準備編(スキンケア)、基礎編、応用編に分けて写真付きで解説します。それぞれの工程で使えるおすすめアイテムも紹介しているのでぜひチェックしてみて下さい。
目次
メンズメイクの手順:準備編
メンズメイクをする前にスキンケアで肌の状態を整えることが大切です。この章ではスキンケアの基本となる洗顔、化粧水、乳液のやり方について解説します。
洗顔
洗顔は肌表面の汚れやホコリを洗い落とす重要な役割があります。寝ている間も汗をかくことで肌に皮脂がたまるので、毎日朝晩の洗顔をするようにしましょう。
洗顔のやり方は以下の通りです。
①ぬるま湯(30~32℃)で顔を洗い、毛穴を開いた状態にしておく
②洗顔料を手に取り、泡立てネットでもこもこに泡立てる
③皮脂がたまりやすい鼻の上と額を重点的に洗う
④顔全体を優しく洗う
⑤ぬるま湯で洗顔料をすすぎ、流し忘れがないようにする
<洗顔におすすめのアイテム>
BULK HOMME(バルクオム)のTHE FACE WASHと泡立てネットは知る人ぞ知る人気商品です。なかでもおすすめなのが、100gの洗顔料と大人気の泡立てネットが2つ一緒になったセットで、値段は2,860円です。
洗顔料は肌の水分を守りながら、1日の汚れをすっきり落としてくれます。余分なものを落とし、必要なものは残すので洗顔後の乾燥も気になりにくいです。
泡立てネットはとにかく泡立ちがよく、誰でも上手にふわふわの泡を作ることができるので、お手持ちの洗顔料と一緒に使うのもいいですよ。
化粧水
化粧水は肌に潤いを補給し、肌状態を整えることで後のスキンケア商品の浸透力を上げてくれます。
化粧水のやり方は以下の通りです。
①手の平に500円玉サイズの化粧水をのせる
②顔全体に塗り、両手のひらの温度で温める
③乾燥が気になる目元や口元は二度塗りする
<化粧水のアイテム>
無印良品の化粧水・敏感肌用は3つの使用感から選ぶことが出来ます。「高保湿」「さっぱり」も人気ですが、1番無難なのは「しっとり」タイプです。
値段は200mLで580円と非常にお買い求めやすくなっています。デリケートな肌にも優しい低刺激性なので、誰でも安心して試すことができますよ。
乳液
乳液は化粧水で補給した水分が蒸発しないように、油分でフタをする役割があります。
乳液のやり方は以下の通りです。
①化粧水よりも少し少なめの10円玉サイズを手の平にのせる
②顔の中心からくるくるとマッサージをするように顔全体にのばす
③乾燥が気になるヒゲ剃り後に二度塗りする
テカりやすい鼻筋は少なめに塗る等量を調節しながら塗る
<乳液のアイテム>
無印良品の乳液・敏感肌用はさっぱりタイプがおすすめです。男性は女性に比べテカりやすい肌質なのでベタつきが気になる人が多いです。
値段は200mLで580円です。さっぱりタイプはしっかり保湿してくれるのに、使用感がサラッとしているところが人気です。
メンズメイクの手順:基礎編
メンズメイクは、肌悩みをカバーしてナチュラルな仕上りになるものが一般的です。この章では簡単4ステップで完成する基本のメンズメイクの手順を紹介します。
ステップ1:化粧下地
化粧下地はスキンケア後に使用するアイテムで、ファンデーションの前に塗って肌の土台を整えてくれます。毛穴の凹凸やしみをカバーし、テカリや化粧崩れを防いでくれる役割もあるので、メンズメイクには必須のアイテムです。
化粧下地のやり方は以下の通りです。
①小豆一粒程の量の化粧下地を手の平に出す
②額、両目の下、あご先、鼻筋の5ヶ所に化粧下地を少量ずつのせる
③顔の中心から外側に向かって薄く伸ばす
④伸ばし残しがないように、生え際や小鼻といった隅々までしっかり広げる
<化粧下地のおすすめアイテム>
MULC(ムルク)のナチュラルBBクリームは汗でよれにくい処方で、マスクにもつきにくいと話題です。美容液、クリーム、ファンデーション、化粧下地、日焼け止め(SPF30 /PA++)の5役を1つに凝縮した商品になっています。
色はライトベージュとベージュの2色展開で、値段は3,245円です。厚塗りにならないように、カバー力は弱めに作ってあるので、ナチュラルにコンプレックスをカバーすることができます。
シンプルでおしゃれなデザインなので、周りと差をつけられますね。
ステップ2:コンシーラー
コンシーラーは肌よりも少し明るい色をポイントで塗ることで、くまやニキビ等をカバーしてくれるアイテムです。BBクリームが顔全体に塗るのに対し、コンシーラーは部分的に使います。
コンシーラーの使い方は以下の通りです。
①気になる部分に少量のコンシーラーをつける
②指の先でポンポンと優しく叩き、ぼかして肌になじませる
<コンシーラーのおすすめアイテム>
リップスボーイのメンズスポットカバーはニキビ跡や青ひげを自然にカバーしてくれます。柔らかい使用感で、伸びがいいので指で簡単に肌に馴染ませることができます。
値段は20gで2,200円です。テカらずに崩れにくいので、プライベート、ビジネス等のシーンを問わず使用できますよ。
ステップ3:アイブロウ
アイブロウは眉毛の薄い部分に色を足し、形を整えてくれるものです。ペンシル、リキッド、パウダー、マスカラタイプのものがありますが、初心者は筆圧で濃さを調整できて、簡単に消すことができるアイブロウペンシルを使うのがおすすめです。
アイブロウの使い方は以下の通りです。
①眉毛の薄い部分にアイブロウを塗って隙間を埋める
②眉頭から眉山にかけて線を引き、眉毛の外枠をかく
眉山は黒目よりも顔の外側になる位置に書き、15°前後の角度をつける
③眉尻が下がりすぎないように気をつけて、眉山から眉尻にかけて線をひく
理想の長さのバランスは【眉頭から眉山:眉山から眉尻 が 2:3 】
④濃くなりすぎたところを反対側のブラシでぼかす
<アイブロウのおすすめアイテム>
MULC(ムルク)の アイブロウペンシルは誰でも簡単に書くことができる涙型になっているのが特徴です。固くて折れにくい芯でできており、太すぎないので繊細な線も書くことができます。
値段は2,585円です。パウダーのような使用感で肌に自然に馴染むので、眉毛を整える時に必要なマストバイのアイテムです。
ステップ4:リップ
リップは、唇を潤して保湿し、表面のカサつきや縦じわを整えます。色付きのものより、唇の血色をよくすることで顔全体の印象を明るくしてくれるものがおすすめです。
リップの使い方は以下の通りです。
①ティッシュ等で唇の汚れを取っておく
②唇に刺激を与えないように体温でクリームを温める
③縦じわに沿うようにして縦方向に塗る
リップクリームを塗る頻度は、1日3~5回に抑え、擦りつけずに優しく塗るのがポイントです。
<リップのおすすめアイテム>
リップスボーイのリップバームは、3色展開のメンズ向けのリップクリームです。唇に塗ってから発色するナチュラカラーで、顔全体が明るく爽やかな印象になります。
値段は1,980円です。ホボバオイルとミツロウが乾いた唇に潤いを与えてくれるので、乾燥のケアにもぴったりです。
メンズメイクの手順:応用編
メンズメイクにはナチュラルな仕上りにするものだけでなく、顔の印象を変えるメイクアップもあります。
この章では目鼻立ちをはっきりさせたい、メイク好きな人におすすめの応用編を紹介していきます。基礎編のメンズメイクに合わせて、自分がプラスしてみたい部分のメイクを加えてみてください。
アイライナー
アイライナーは目元に黒や暗めの茶色で線を引くことで、目を大きく見せるものです。リキッドタイプとペンシルタイプがありますが、太さや濃さを調整する手間がないのはリキッドタイプです。
アイライナーのやり方は以下の通りです。
①黒目の上から目尻に向かってまつげの生え際に線を引く
②目尻のラインを引く時は、反対の手で軽く肌を伸ばして、3mm~5mm白目よりも外側に引く
③反対の手でまぶたをお仕上げ、まつげの生え際の下の粘膜を塗る
<アイライナーのおすすめアイテム>
ヒロインメイクのスムースリキッドアイライナーは黒すぎないビターブラウンなので、顔全体に自然に馴染み、目元を強調してくれます。
0.4mlと細い筆を採用しているので、初心者でも書きやすく、にじみにくいです。値段は 900円です。
お湯で落とすことができるので、間違えた時は簡単にやり直すことができますね。
アイシャドウ
アイシャドウは3色~10色くらいのパウダーが組み合わされてパレットになっているものが多いです。一番明るい色を目と眉の間全体に塗り、中間色をまぶたに塗り、暗めの締め色を目のきわに塗るのが一般的です。
グラデーションを作って陰影をつけることで、くっきりした目元を演出します。
<アイシャドウのおすすめアイテム>
リンメル のショコラスウィート アイズ ソフトマットは、溶け込むような滑らかな使用感です。5色が1つになったパレットで、大小のチップが両端についているのも便利ですね。
ミルクティーショコラはほんのりツヤのあるソフトマットなショコラカラーなんで男性の目元にも馴染みやすいです。値段は1,760円です。
同じシリーズから6種類のアイシャドウが出ているので、自分に合う色味を探してみましょう。
シェーディング
シェーディングは肌よりも少し暗めの色で影をつけることで、顔の彫りを深く見せるアイテムです。パウダータイプになっているものが多いですが、太めのバーム状になっているものもあります。
初心者は濃さを自在に調整しながら色を重ねることができるパウダータイプがおすすめです。
シェーディングの使い方は以下の通りです。
①生え際から頬骨の下にかけてパウダーを載せる
②あごのラインにそって顔の両側にパウダーを載せる
③眉毛の下から小鼻の横まで、鼻の両脇に長めに線をいれる
(出典:MINE「シェーディングのやり方は4パターンを使い分けるべき!」)
<シェーディングのおすすめアイテム>
キャンメイクのシェーディングパウダーはラメやパールが入っていないので自然な仕上りになります。付属のブラシを使えば、ふんわりぼかすことも簡単にできるので、失敗しても安心です。
美容保湿成分も配合しているため、メイクをしながら肌のケアをすることができます。30g入って748円とお手頃なのも嬉しいですね。
塗っている感のない肌なじみのいいシェーディングを試したい方におすすめです。
ハイライト
ハイライトは肌よりも明るい色をのせて顔の凹凸を強調し、立体感を出すものです。スティックタイプのものもありますが、パウダータイプか、クリームタイプを使うのが一般的です。
パウダー状のハイライトを肌にのせることで、顔に明るさや透明感をプラスすることができます。
ハイライトのやり方は以下の通りです。
①ハイライトを指につける
②鼻筋、頬骨、顎の先等の顔の出っ張っている部分にハイライトをのせる
③濃くなっている部分は別の指で優しくトントンと叩いてぼかす
<ハイライトのおすすめアイテム>
セザンヌ パールグロウハイライトは、高輝度なパールが配合されており、塗るだけで肌にツヤ感を与えてくれます。くすみやクマ等の気になる肌悩みを光で飛ばして、顔全体を明るい印象にしてくれます。
値段は660円なので初めて試す人でも購入しやすい価格ですね。落ちにくくピカッと光るラメになっているので、少量を薄く塗るようにするといいですよ。
メンズメイクの手順:落とし方
メンズメイクをした後は、クレンジングでお肌の汚れやメイクをしっかり落とすようにしましょう。この章ではクレンジングの方法について紹介します。
クレンジング
クレンジングはメイク落としのことで、メイクや汚れを油で浮かせて絡め取るアイテムです。クレンジングで余分な皮脂を落とすことで、肌の奥に詰まった毛穴汚れを取ることもできます。
クレンジングはメイクをしていない時でも、スキンケアとして使うのがおすすめですが、毎日使うのは肌の負担になる可能性があるので、週1~2回を目安に使いましょう。
最近ではオイルフリーのジェルタイプも登場しているので、油のベタつきが気になる人はそちらを試してみて下さい。
クレンジングのやり方は以下の通りです。
①顔や手の水気を拭き取っておく
②手の平にさくらんぼの粒サイズのクレンジングを出す
③皮脂が溜まりやすい額と鼻筋に優しくなじませる
④頬、目、口、顔全体にくるくるとマッサージをするように広げてい
⑤ぬるま湯(30~32℃)ですすぐ
<クレンジングのおすすめアイテム>
無印良品のマイルドクリームクレンジングは、肌の潤いを守るクリームタイプになっています。「滑らかな使用感で、洗顔後のつっぱり感がなく、敏感肌の私でも使えた」という口コミもある人気商品です。
値段は150gで990円です。柑橘系の香りのクリームで、リラックスしながら優しく肌の汚れを落としたい人におすすめです。
正しい手順でメンズメイクをして、モテ顔を手入れよう
メンズメイクは正しい手順で順番に行えば、誰でも簡単にチャレンジすることができます。この記事を参考にして基礎編と応用編のメイクを試して見てくださいね。
あなたも清潔感のあるメンズメイクで、モテモテのイケメンに変身しましょう。