身だしなみの一部として広まって来たメンズメイク。
しかし、まだメイクに抵抗があるためナチュラルなメイクに留めておきたいけど、それだけで印象が変わるのか?と不安に感じている男性は非常に多いです。
安心してください。メンズメイクの中でもナチュラルなものは男女両方からの人気が高く印象もしっかりと変えることができます。
そこでこの記事ではナチュラルメイクをするためにのやり方について解説をします。
メンズメイクをナチュラルに取り入れて、身だしなみレベルを一個上げてみましょう。
目次
ナチュラルなメンズメイクが人気!
実はナチュラルなメンズメイクは人気で多くの人から受け入れられています。
PRTimesが20代~40代の女性560人に取ったメンズメイクのアンケートに対して79.1%の方がベースメイクなどナチュラルなメイクをすることには「良いと思う」と回答をしました。
(出典:PRTimes,「男性がメイクをすることに対して5割の女性が好印象であることが判明「メイク男子についての意識調査」結果発表」)
ナチュラルなものは一般的な男性の身だしなみとして見られているようです。
だからこそ、今ではナチュラルなメンズメイクをすることは男女ともに人気を得ているのです。
ナチュラルなメンズメイクの方法
ナチュラルなメンズメイクをするために必要なものと方法について解説をします。
ナチュラルメイクはすぐにでも取り入れられるのでぜひ試してみてください。
メイクの前にスキンケア
ナチュラルなメンズメイクをする前にはスキンケアをしておきましょう。
土台となる肌の汚れが落ちて潤っている状態だと、メイクが肌に密着しやすく肌に馴染んだナチュラルなメイクにしやすくなります。
逆に肌が乾燥していると、メイクが付きにくくなるので濃いメイクになりやすいので気を付けてください。
メイク前の準備は以下の通りです。
- 洗顔で汚れを落とす
- 化粧水で水分を与える
- 乳液で保湿
しっかりとした準備をすればメイク直後だけでなく、長時間ナチュラルに見えるようになるのでやっておきましょう。
BBクリーム
ナチュラルメイクをするときに一番簡単なものはBBクリームです。
BBクリームとは「ブラミッシュバーム(Blemish Balm)」の略称で保護膜を作り、肌を刺激から守りながらも肌色の補正までしてくれるクリームのことです。
BBクリームのみで、化粧下地、ファンデーション、日焼け止めの効果があるので本来ならば3度重ねて塗らないといけなかったものが1度で終わります。
そのため、色ムラになったり、厚くなりすぎることもないので初心者でもナチュラルに仕上げることが可能です。
スキンケアが終わった後にBBクリームを塗る手順は以下の通りです。
①おでこ、両頬、鼻、顎の5ヶ所に付けます。
多く塗りすぎるとナチュラルではなくなってしまうので、最初は薄く塗るようにしましょう。また、脂でおでこや頬がテカリやすい方は少なめに付けて目立たないようにしてください。
②顔の外側に向かって伸ばします。
中指と人差し指の第二関節まで使って優しく伸ばします。
首と顔の境目がメイクが分かりやすい部分になるので顔だけで止めず、首と顔の境目まで塗って境目が分からないようにします。
つけていることが明らかに分かるレベルだと、濃いメイクの可能性があるので、1mくらい離れて鏡で客観的に見てみましょう。
③全体がムラなく仕上がれば完成。
口の周りや鼻の横は塗り忘れてしまいやすいので、ムラにならないように塗りましょう。
少しキレイになったかな?と感じる程度がナチュラルなメイクになります。
コンシーラー
コンシーラーはBBクリームを塗った後にカバーしきれなかったシミ、クマ、ニキビ後に使うカバー補強のメイクです。
部分的に塗るメイクなので、ナチュラルなメイクを邪魔せずに肌色の補正ができます。
気になる部分にコンシーラーを付けて、指でポンポン叩きながら肌に馴染ませていきます。
カバー力が強いため馴染ませないと目立ってしまうことがあるので最初は薄く付けることを意識してやりましょう。
アイブロウ
アイブロウは自分の眉毛に濃さを足して男らしさを出したり、形を整えて清潔感を与えるものです。
初めてメイクをする人はアイブロウから入る人も多いです。
眉毛は元々あるものなので、メイクをしている感も出にくいですが、印象を大きく変えられるものです。
ナチュラルなメイクをしたいと考えているのであれば、アイブロウから使ってみましょう。
アイブロウを使う時の手順は以下の通りです。
①綺麗な形に眉毛を整えます。
眉毛を描く前に綺麗な状態を作っておきましょう。
無駄な毛が生えていると野暮ったい印象になってしまいます。
画像のように眉頭から眉尻までの3分の2は15度の角度で上げていき眉山からは緩やかに下げて行く眉毛が基本形です。
②眉毛の長さを整えます。
形を整えたら長さも均等にしていきます。4ミリが薄すぎず濃くならない長さと言われています。
毛の量によっては4ミリだと薄く感じることもありますので自分の量と相談しながら長さは調整をしてください。
仮に薄くなったとしてもアイブロウがあるので自然な修復は可能です。
③最初に眉毛の毛流れをブラシで整えます。
状態を整えておくことで、アイブロウで色を足したほうが良い場所、足さなくて良い場所が分かるのでキレイに眉毛を書くことができます。
④眉山から眉尻にかけて薄く書いていく
メンズメイクでは眉毛の濃さを部分的に変えるとナチュラルに見せることができます。
眉山を一番濃くし、眉尻にかけて薄くしていくと自然にみえます。また、眉毛を1本1本書く用にシャッシャッシャとアイブロウを引きましょう。
⑤眉頭を書く
続いて眉山から眉頭に向けて書きます。眉山を濃く、眉頭に行くにつれて薄くなるようにしましょう。
眉頭は左右で高さや位置を合わせるように、少しずつ書いていくとナチュラルな眉毛になります。
最初は時間がかかりますが、慣れてしまえば3分程度でメイクが終わるので日常的にメイクをすることができます。
ワンランク上のナチュラルなメンズメイク
先述の部分まででナチュラルなメンズメイクは完成します。
しかし、今後アイシャドウやハイライトなど細かい部分のメイクをするのであれば、より自分の肌にナチュラルに合わせるためのメイク方法を知っておくこともおすすめです。
化粧下地
化粧下地とはファンデーションの前に塗るもので、ファンデーションと肌の密着度を上げたり、肌への刺激を弱めるクッション材の役割を果たすものです。
色がついているものもあるので、自分の肌に合わせて調整をすることができます。そのためBBクリーム一回で肌の色を調整をするときもムラがおきにくいメリットがあります。
化粧下地はBBクリームと同じく両頬・おでこ・鼻・口元の5ヶ所に付けて内側から外側に向けて伸ばし付けていきましょう
ファンデーション
ファンデーションは毛穴を塞いて肌を均一に綺麗に見せることができます。種類も豊富にあり自分の肌質にあわせて使うことができます。
- パウダーファンデーション
- リキッドファンデーション
- クッションファンデーション
- エマルジョンファンデーション
- スティックファンデーション
例えば、脂が多い肌の場合はパウダーを使ってテカリを抑えることができ、リキッドタイプで保湿とカバーを強めにするなど調整ができます。肌によりあってファンデーションを付けることで、綺麗な状態をキープできる上にナチュラルメイクの効果もアップします。
ファンデーションの付け方もBBクリームや化粧下地と同じく、両頬・おでこ・鼻・口元に付けて内側から外側に伸ばしていくようにしましょう。
色付きリップ
色付きリップもナチュラルにメイクができるものとして注目されています。
女性もののような真っ赤ではありませんが、血色を良くする程度の色やツヤを与えるものがあります。
リップとしての保湿効果もありますので、日常的に使っていても違和感がありません。
ナチュラルなメンズメイクでバレずに綺麗に見せよう
メンズメイクの中でもナチュラルメイクは身だしなみを綺麗に見せつつ、男女ともに人気のメイクです。ナチュラルメイクは簡単に取り入れることができるものが多いのでぜひ今回の記事を参考にナチュラルなメンズメイクに挑戦して、他の男性よりもワンランク上の身だしなみを手に入れましょう。
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