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肌荒れしやすい男性が最低限したいスキンケアは?

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メンズ美容やマッチングアプリを中心に記事を執筆するライター。 日本化粧品検定1級およびコスメコンシェルジュ資格保有。 化粧品もマッチングアプリも、サービスが多すぎて何を選んだらいいか分からないと自ら感じた経験をもとに、モノ選びの基準を大事にしながら執筆。

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男性の肌は女性の肌よりも水分量が少なく皮脂量が多いという特徴があります。

それゆえ男性ならではの肌悩みも存在しています。

テカリや毛穴、カサつきといったものが代表的ですが、とくに肌荒れに関して悩んでいる男性は多いようです。

本記事では男性を悩ませる肌荒れについて、原因や対策を詳しく解説していきます。

1. 男性が肌荒れしてしまう原因

加齢

肌は一定の周期で細胞が生まれ変わり古い細胞が剥がれ落ちていきます。

これを皮膚のターンオーバーといいます。

20代のうちは約1ヶ月で1周するのですが、年齢とともに期間が伸びていき、50代では1ヶ月半、60代になると3ヶ月程度に伸びます。

ターンオーバーの変化により黒ずんだ古い角質が残り、くすんで見えたり、バリア機能が低下したりと、トラブルに見舞われやすくなっているのです。

外部刺激

特筆すべきは紫外線ダメージです。

多くの男性は紫外線対策をしないで外出しているでしょう。

その結果、太陽光の中の紫外線により肌にダメージが蓄積し、光老化と呼ばれる現象が起こります。

出典 )

トラック運転手であるこの男性は長年の勤務のあいだ、顔の左半分(写真の右半分)が強い太陽光の紫外線に晒されたことで、反対側に比べて著しくしわが多くたるんでしまっているのがわかると思います。

ホルモン

思春期は男性ホルモンの影響で皮脂の分泌量が盛んになり、毛穴が詰まりやすくなっています。

そのため肌はニキビが出来やすい状態になっています。

髭剃り

shaving

日常的に行う髭剃りも男性の皮膚に刺激を与える要因です。

日々の髭剃りのなかで刃によって肌が傷ついていき、ひげの生えるエリアは肌荒れやカサつきが起きやすい状態になっています。

マスク

この数年で定着したマスクは内側が蒸れやすく雑菌が繁殖しやすい状態になっています。

いっぽう、マスクを外すと水分が一気に蒸発するため今度は乾燥しやすい状態に。

さらにマスクの紐が顔にこすれることによる摩擦も肌荒れの要因となっています。

肌荒れしやすい男性こそスキンケアを

how to skincare

「男がスキンケアなんて恥ずかしい」

「スキンケアは若い男子がするもの」

と考えている男性も多いかと思います。

しかし、年齢を問わず男性でもスキンケアに無関心ではいられなくなってきています。

コロナ禍でオンライン会議が定着し顔がアップで表示されるようになり見た目がより重要視されています。

また、社会全体で男性の美容が浸透してきており、「何もしていないほうが恥ずかしい」という状況が生まれつつあります。

難しいことでは決してないので、ぜひ習慣としてスキンケアをとりいれてほしいです。

男性がすべき3大スキンケアとポイントを丁寧に解説

男性の肌はさまざまな理由でお手入れ=スキンケアを必要としています。

スキンケアは「洗う」「潤す」「潤いを閉じ込める」の3ステップが必要です。

ここからはその具体的な内容を見ていきましょう。

【洗う】洗顔料で汚れや皮脂を除去

1日の終わり、メンズの肌はいろんな汚れがついています。

分泌した皮脂、汗、空気中のほこりなどなど。

顔を洗わずに放置してしまうと、肌荒れなどのトラブルが起こりやすくなるのは想像つきますよね。

そうならないためにも、まずは洗顔です。

顔に蓄積した汚れを洗い流しましょう。

【潤す】化粧水で肌に湿いを与える

顔の毛穴から分泌される皮脂は、肌を健やかに保つうえである程度の量は必要です。

しかし、洗顔によって残しておきたい皮脂まで流れてしまいます。

必要な皮脂まで流れてしまうデメリットとして、肌は乾燥しやすく肌トラブルを引き起こしやすくなっています。

化粧水はそんな肌に潤いを与えるアイテムです。

また、乾燥した肌は自らを守ろうと皮脂を必要以上に分泌してしまうので、化粧水で潤すことが過剰な皮脂分泌を抑制することにもなります。

【潤いを閉じ込める】潤いを乳液で閉じ込める

化粧水でせっかく潤しても、それだけだと水分が蒸発して乾燥状態にもどってしまいます。

そこで、乳液で上からフタをする必要があります。

メンズスキンケアの順番とアイテムの使い方を丁寧に解説

スキンケアで最低限必要なアイテムは洗顔料、化粧水、乳液の3つで、この順番で使っていきます。

洗顔の正しいやり方

1. 手をきれいにする

2. ぬるま湯で軽く洗い流す

3. 洗顔料を泡立てる

4.濃厚な泡で優しく洗う

5.ぬるま湯でしっかり洗い流す

1. 手をきれいにする

顔の肌は敏感なので、触れる前に手を清潔にしておきましょう。

2. ぬるま湯で軽く洗い流す

32〜35度のぬるま湯で事前にほこりなど表面的な汚れを落としましょう。

3. 洗顔料を泡立てる

きめの細かい泡のほうが肌に負担が少ないので、泡だてネットで泡を立てましょう。

面倒に感じる場合は、最初から泡ででてくるタイプの洗顔がおすすめです。

4.濃厚な泡で優しく洗う

男性はついゴシゴシ顔を洗いがちですが、スキンケア観点ではNG。

肌は摩擦に弱いので、濃厚な泡を転がすようにして洗いましょう。

5.ぬるま湯でしっかり洗い流す

ぬるま湯でしっかり洗い流しましょう。

10回くらいすすぐとおおむね洗顔料も落とし切れます。

肌に洗顔料が残ると毛穴が詰まって肌荒れにもつながるので要注意です。

化粧水の正しい塗り方

1.化粧水を適量手に取る

2. てのひらで温める

3. ハンドプレスでしっかり浸透させる

1.化粧水を適量手に取る

化粧水は適量をつけることが大事です。

量をケチらず目安として500円玉くらいの大きさを手にとりましょう。

2. てのひらで温める

容器から出したままの冷たい化粧水は毛穴を閉じさせてしまい吸収が悪くなります。

手にとって体温で温めてから肌につけましょう。

3. ハンドプレスでしっかり浸透させる

顔全体に化粧水をなじませたあと、1箇所につき5秒くらい手で包み込むようにハンドプレスを行うと浸透しやすくなります。

男性は叩いたりしがちですが、これはNGです。

乳液の正しい塗り方

1.乳液を適量手に取る

2.てのひらで温める

3. 内側から外側へ伸ばす

1.乳液を適量手に取る

乳液も適量をつけることが大事です。

量をケチらず目安として10円玉くらいの大きさを手にとりましょう。

少なすぎると保湿効果が十分に発揮されず、多すぎると肌に油分を与えすぎてニキビができやすくなります。

2.てのひらで温める

化粧水同様に手にとって体温で温めてから肌につけましょう。

3. まんべんなく伸ばす

顔全体に均一に行き渡らせましょう。

乾燥が気になるところは繰り返し行き渡らせましょう。

スキンケアですぐ肌荒れが改善するわけではない

スキンケアアイテムは薬ではありません。

やったからすぐに肌が綺麗になるというものではなく、日々のスキンケアのなかで次第に変化が起き、数ヶ月後や数年後の肌の調子が変わってくるのです。

スキンケアは根気よく続けて、当たり前の習慣にしてしまいましょう!

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メンズ美容やマッチングアプリを中心に記事を執筆するライター。 日本化粧品検定1級およびコスメコンシェルジュ資格保有。 化粧品もマッチングアプリも、サービスが多すぎて何を選んだらいいか分からないと自ら感じた経験をもとに、モノ選びの基準を大事にしながら執筆。

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