メンズスキンケアに必要なものと聞いてパッと思い浮かんでそろえられる人は多くはありません。多くの人はメンズスキンケアに必要なものが何かイメージできないのではないでしょうか。
この記事では、メンズスキンケアに必要なものをを理由を添えて紹介します。
目次
メンズスキンケアに必要なものとは?
メンズスキンケアに必要なものをそろえる前にまず知っておかないといけないことがあります。
それは自分の肌質の知識、スキンケアアイテム、正しい手順の3つです。
男性のなかにはスキンケアは必要ないと思っている方も多いと思いますが、髭剃りや日焼けでダメージを受けているのでしっかりとケアしてあげましょう。
メンズスキンケアに必要なもの:自分の肌質の知識
スキンケア商品を選ぶ前には自分の肌質を知らないといけません。
なぜならば肌質に合わせてスキンケア商品が展開されているからです。スキンケアと検索をしても「○○肌化粧水」など肌質を軸に紹介していることが多いです。
そのため自分の肌質に合ったものを選べないと、望ましい効果を得ることはできません。
肌質とは肌の水分量と脂分量で決まり、大きく分けると4種類あると言われています。
- 脂性肌:水分量が多め、脂分も多め
- 混合肌:水分量が少なめ、脂分は多め
- 乾燥肌:水分量が少なめ、脂分も少なめ
- 普通肌:水分と脂分が理想の量
これに敏感肌を足して5種類で紹介されることもあります。理想の状態である普通肌を目指してスキンケアをします。
脂性肌(オイリー肌)
脂性肌(オイリー肌)とは肌の水分量が多く、弾力はあるが油っぽくベタつく肌を指します。毛穴が広がり、黒ずみ毛穴などが目立ちやすくなるのもこの脂性肌(オイリー肌)のタイプには多い悩みです。
ベタつくので洗顔などをしっかりゴシゴシとしがちになってしまいますが、洗いすぎると肌が乾燥しやすくなり、肌を守るためにさらに皮脂が出てしまいます。泡をしっかり立てて優しく洗うことが大切です。
さらには洗顔後の保湿をしっかりすることによって水分と油分のバランスを保つことができるので、たとえ乾燥を感じていなくても洗顔後は保湿もしっかりしましょう。
混合肌
混合肌は水分量が少なく脂分は多いため、乾燥しているようでベタついているような肌です。別名インナードライと呼ばれることもあります。
ひたいから顎にかけてがベタつき、目の下から頬にかけて乾燥している方はベタつきとカサつきが一緒にあるので混合肌を言えるでしょう。
混合肌の方は、ベタつきを感じるひたいから顎までのTゾーンから優しく洗顔しましょう。さらにここも保湿は必ず行いましょう。
水分量と脂分のバランスが取れればベタつきはサラサラに、カサつきにはうるおいが与えられるでしょう。
乾燥肌
乾燥肌は顔全体のカサつきが気になってしまう肌です。うるおいが見えないため特に頬などにつっぱり感を感じたり粉吹きが見られたら乾燥肌と思って間違いないでしょう。
乾燥肌の方は強い洗浄力の洗顔を避け、保湿成分がたっぷり入ったスキンケアアイテムでケアしましょう。
敏感肌
敏感肌の定義ははっきりとはありませんが少しの刺激で健康な肌では感じることのないヒリヒリ感やつっぱり感、かゆみが出てくる肌を指します。
敏感肌は肌のバリア機能が低下している状態なので無香料や無着色、低刺激性の化粧品を選ぶことが大切です。
メンズスキンケアに必要なもの:アイテム
それではアイテムの紹介です。どのようなスキンケアアイテムが必要なのでしょうか。順番に紹介します。
洗顔・洗顔ネットで汚れを落とす
洗顔とは顔の汚れを落とすために必要で、汚れがあると毛穴が詰まり肌荒れやニキビの原因になります。
男性は洗顔料をそのまま使いがちですが、泡は細かい毛穴の奥の汚れまで届くので必須です。洗顔ネットをしっかりと使うことによって泡立ちも良くなります。
化粧水で水分を補給
化粧水は肌の水分を補給するために必要です。洗顔をした後は肌の水分量が逃げやすいとされています。そのため失った水分を補給するためにしっかりと化粧水で顔の水分量を保ってあげる必要があります。
乳液で水分を閉じ込める
(出典:肌ミスター「乳液の使い方」)
化粧水で水分を補給してあげたあとは乳液やクリームで閉じ込める必要があります。化粧水だけでは水分が逃げてしまいますので、しっかりと乳液やクリームでフタをして、うるおいが持続する肌を目指しましょう。
メンズスキンケアに必要なもの:正しい手順
続いて正しい手順の紹介です。手順を間違えてしまうとせっかくのスキンケアも台無しです。
メンズスキンケアのそれぞれのアイテムを詳しく手順を紹介します。
洗顔の手順
(出典:BUROKI「忙しい男性に!EVERDEEPの洗顔フォームは保湿しながら汚れを落とす」)
まずはぬるま湯で軽い汚れを落としましょう。ぬるま湯を使うことによって毛穴が少し開くので洗顔での汚れが落ちやすくなります。
次にしっかりと泡立てましょう。泡ネットなどをしっかり使って泡立てることにより肌を傷付けずに汚れを落とすことができます。
洗う順番も重要です。特に脂性肌の方は脂分の多いTゾーンから洗いましょう。
最後にぬるま湯で洗顔料をしっかり落としましょう。洗顔料をすすげていないと肌荒れの原因にもなってしまいます。
化粧水の手順
(出典:Men’s Beauty「まずはここからはじめよう!失敗しない男のスキンケア術(2017.12.27)」)
続いて化粧水です。化粧水は手のひらの上に500円玉サイズで取ります。
肌につける際はゆっくりと押し当てるようにつけるのがポイントで、そうすることによって水分が奥まで届きやすくなります。乾燥肌の方は気になるポイントに重ねつけをすると良いでしょう。
乳液の手順
(出典:肌ミスター「乳液の使い方」)
最後に乳液です。乳液はしっかり伸びるものが多いので、化粧水よりもう少し少ない10円玉サイズで取りましょう。
顔全体に伸ばすようにつけたら、少し乾燥しやすい場所には重ねつけなどをしてあげましょう。
メンズスキンケアに必要なものをそろえて素敵な肌を手に入れよう
メンズスキンケアをしっかりすることによって肌トラブルを少なくできたり、いつまでも若々しい肌でいられるようになります。
正しい知識と正しい手順で理想の肌を手に入れましょう。
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