夏は気温が高く汗をかきやすいため皮脂が毛穴に詰まりやすいです。また、クーラーや扇風機は肌を乾燥させる恐れがあります。そのため夏のスキンケアが上手くできずに肌荒れをしてしまう男性が多いです。
そこで、この記事では夏特有のスキンケア方法を解説します。ぜひこの記事の内容を取り入れて夏もキレイな肌を保ちましょう。
目次
夏のメンズスキンケアはほかの季節と違う
夏は肌に影響を与える要因が多いためほかの時期よりもケアが難しいです。対策を立てるために肌に悪影響を与える夏の要因を知っておきましょう。
水分が奪われやすいので保湿が必須
夏は気温が高いため、肌の水分が蒸発して乾燥しやすいです。また、クーラーや扇風機など肌の水分を飛ばしてしまうものも使われるため室内でも水分が飛びやすいです。ムシムシとした暑く感じる夏ですが、肌は乾燥していることが多いです。
脂が出やすく汚れやすい
汗が出ると皮脂も分泌されるため、毛穴に汚れが溜まりやすくなります。汗をタオルで拭いたとしても目に見えない汚れが溜まっていることを理解して丁寧な洗顔をするようにしましょう。
強い日差しに紫外線対策
夏の強い日差しは肌を焼くだけではなく、シワやたるみ、シミ、そばかすの原因になります。男性は肌を焼くために紫外線対策をしないことが多いですが、肌の奥ではダメージを受けています。
すぐに悪い影響は出ませんが、30歳以降になると紫外線対策をしていないと大きな違いが出てきます。夏のスキンケアとして紫外線対策は忘れてはいけません。
夏におすすめのメンズスキンケア方法
ほかの季節と違った夏のスキンケア方法を紹介します。暑く感じることが多くなったときには試してください。
洗顔・クレンジングで脂をしっかり落とす
洗顔は水溶性の汚れを落とし、クレンジングは脂を落とす役割があるので肌の状態で使うかどうかが変わります。
朝のスキンケアは寝ているときに汗をあまりかかない場合は通常の洗顔、汗をよくかくのであればクレンジングを使うスキンケアをしましょう。敏感肌や乾燥肌の場合は洗顔料を使わずにぬるま湯で汚れを流すだけで大丈夫です。
夜のスキンケアはどの肌質であっても脂が毛穴に詰まっているのでクレンジング→洗顔の順番で両方を行うようにしましょう。
クレンジングを使う際には顔全体に馴染ませた後に水を加えて乳化をさせることが重要です。乳化をさせることで水と脂が混じり合い、綺麗に落ちるようになります。
洗顔は泡が命です。洗顔ネットを使って濃密な泡を作り、毛穴の奥まで洗浄しましょう。洗顔やクレンジングを使う時には、手が肌に強く触れないように優しく毛穴の汚れを落としてください。洗い流すときにも肌を擦らないようにバシャバシャとぬるま湯をかけて優しく流します。
化粧水で水分補給
化粧水はほかの時期よりも多めに使うようにしましょう。体温が高くなっているため内側から蒸発をしやすくなっています。化粧水のなかでも保湿力が高めのものを選ぶと水分をキープしやすくなります。
日中乾燥しやすい場所には一度化粧水を付けた場所に重ねて付けることも有効です。化粧水を顔に付けた後に手で5~10秒ほど抑え込むと浸透しやすくなります。
乳液で保湿
暑くて汗をかきやすい夏であっても乳液は必要です。寝るときにクーラーや扇風機などを使う場合は多めに使って肌に膜を張るようにしましょう。日中は肌から脂が分泌されるので最低限の薄さになるように広げて塗るとテカリにくくなります。化粧水が浸透したあとに足して付けましょう。
日焼け止めで紫外線を防ぐ
男性であっても日焼け止めは塗るようにしましょう。顔付近だと首元や後頭部、耳の裏を塗り忘れやすいので気を付けましょう。
日焼け止めは以下の2つの指標があるので自分の使用目的によって選んでください。
PA(Protection Grade of UVA)
UV-Aと呼ばれる肌を黒くしシワやたるみを作る紫外線を防ぐ成分
「PA+」~「PA++++」の4段階で表示され+が増えるほど防止力は高まります。
SPF(Sun Protection Factor)
UV-Bと呼ばれる肌に炎症を起こし、シミやそばかすを作る紫外線を防ぐ成分
2~50、50+で表示され数字が増えるほど防止力が高まります。
効果が高いものは肌への負担が多くなるので、必要以上に強いものは使わないようにしましょう。
夏に合わせたメンズスキンケアを行おう
夏はほかの季節と違ったスキンケアが必要になるため手間が増えますが、キレイな肌を作るためには必要なことです。ぜひこの記事の内容を参考に年中素敵な肌を作る準備をしましょう。