メンズメイク

メンズメイクのやり方、スキンケアからメイクまでの流れを紹介

2021年5月14日

メンズメイクのやり方、スキンケアからメイクまでの流れを紹介

編集長 小林

恋人を作るための写真・自己紹介文・ファッションや清潔感を出す身だしなみ、スキンケア、メンズメイク情報を発信。「読み物で終わらない。行動に移せる」をモットーに執筆。自身もマッチングアプリのPairsを使って1年足らずで結婚。 地方婚活セミナーファッション講師

男性の一般的な身だしなみとして認識されてきたメンズメイク。デパートや雑貨屋で見かけることが多くなりました。

しかし、メイクは男性にとって馴染みのないものなので試して見たいけれどもやり方が分からないと動き出せない男性も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事ではメンズメイクのやり方について徹底的に解説をしていきます。メンズメイクに興味のある方はぜひ試してみてください。

メンズメイクのやり方を初心者向けに徹底解説

メンズメイクのやり方を初心者向けに徹底解説

メンズメイクを始めるにあたって大まかな流れとよくある疑問を解説します。まずは全体の雰囲気を捉えてから細かい部分に取り組みましょう。

洗顔〜スキンケア〜メイクの3ステップ

メンズメイクをするにはいきなりメイクをするのではなく、メイクをする準備が必要です。

メンズメイクをする流れは以下の通りです。

  1. 洗顔をして汚れを落とす
  2. スキンケアをして肌を整える
  3. メイクをする

メイクを綺麗に見せるためには、土台も綺麗にしておくことが重要です。また、メイクは肌にコーティングをしてしまうので、先に肌の汚れを取ったり栄養を与えることで負荷を減らすことができます。

メイクをするための準備が手間と感じる方もいるかと思いますが、長く綺麗な状態を保つためには必要なステップになるので習慣にしてしまいましょう。

男性がメイクしてもOK

そもそも男性がメイクをすることは大丈夫なの?と気になるかと思います。

実は20代の65%、30代の42%の女性は男性の化粧について許容をしています。

メーテレ,「あらゆるサーチ「女性以上!?に美を追求する美肌男子の実態を大調査」」

(出典:メーテレ,「あらゆるサーチ「女性以上!?に美を追求する美肌男子の実態を大調査」」

これからの時代メンズメイクが広まっていくので、許容する女性の数は増えていくでしょう。

女性用のものを使っても大丈夫

メンズメイクでは男性用に縛られずに女性用のものを使っても大丈夫です。男性と女性では肌の質が違うので、男性向けに作られたものの方が効果が高いことはあります。しかし、女性用のものでも十分な効果を得ることができます。

また、男性用のメイク商品は数がまだ少ないため入手することすら難しいことがあります。そのため、初めてのメンズメイクであれば薬局や雑貨屋で簡単に手に入る女性用のものを使ってみましょう。

最初のメイクはBBクリームを試してみよう

メンズメイクの最初はどれからやれば?とお悩みの方はBBクリームから使ってみましょう。BBクリームとは「ブラミッシュバーム(Blemish Balm)」の略称で保護膜を作り、肌を刺激から守るクリームのことです。

最近のBBクリームには肌を保護するだけではなく、肌の色を明るくしたり、毛穴やニキビのケアまでできるものがあります。そのため一つでも簡単に肌を綺麗に見せることができます。まずは簡単に効果のあるものから試してみてください。

メンズメイクのやり方:洗顔編

メンズメイクのやり方:洗顔編

メンズメイクを始めるために、正しい洗顔の方法を紹介します。正しい洗顔をすることで肌のベースが綺麗になり効果的にメイクを綺麗に見せることができるようになります。特に男性は女性と比べて脂が多いのでしっかりと落とすことは重要です。

※脂っぽい肌の方(オイリー肌)の場合は夜に洗顔をしていても、朝には脂が詰まっていることがあるので洗顔をしましょう。乾燥肌の方の場合は夜に洗顔をしていれば十分なので、ぬるま湯で顔を流すだけで大丈夫です。

ぬるま湯で毛穴を広げて汚れを浮かす

ぬるま湯(30℃~32℃)で顔を流すことで毛穴が広がり、洗顔の効果があがります。ぬるま湯の温度は最初は細かく気にしなくても大丈夫ですが、冷水はやめておきましょう。

冷水は毛穴を閉じてしまうので、洗顔の効果が弱まることと顔の皮脂が分解されにくくなってしまいます。

洗顔料を泡立てる

洗顔料はすぐに顔に付けずに、手の上で泡立ててから使います。毛穴を洗うためには毛穴の大きさまで洗顔料を小さくしないといけないからです。可能であれば泡を立てるネットを使いましょう。無印などで安く手に入ります。

眉間から鼻筋の皮脂の多い部分から洗う

眉間から鼻筋にかけてのライン(Tゾーン)は脂が付きやすい部分なので重点的に洗います。その後、頬や顎を洗っていきます。洗うときには手でゴシゴシこすらずに泡を肌に塗り込むイメージで優しく円を書きます。

ぬるま湯で洗い流す

洗い流す際も毛穴を開いたままにするために、ぬるま湯で流しましょう。洗顔が顔に残ってしまうと肌荒れの原因になるので入念に洗い落としてください。

メンズメイクのやり方:スキンケア編

メンズメイクのやり方:スキンケア編

顔の汚れを落とした後にはケアをしていきます。

スキンケアの手順は以下の通りです。

  1. 化粧水
  2. 美容液
  3. 乳液

洗顔で汚れと一緒に水分も取られてしまいます。そこで肌に潤いを与えるものが化粧水と乳液です。美容液は肌に栄養を与えたり、シミを薄くする、乾燥肌を良くするなど問題を改善するものなので抜いても大丈夫です。化粧水と乳液だけは必ずやっておきましょう。

化粧水

化粧水を肌にしみこませる

化粧水は洗顔が終わって乾燥した肌に潤いを与えるものです。また、開いた毛穴を閉じる効果もあり汚れを入りにくくしてくれます。

化粧水は500円程度の大きさまで手のひらで取って使います。初心者のうちはちょっと多いかな?くらい使ってしまって問題ありません。
手のひらで化粧水を人肌まで軽く温めます。肌と近い温度にすることで化粧水の吸収力を高めることができます。

顔全体に化粧水を付けたら、手で優しく包み込むように浸透をさせます。パッティングと呼ばれる叩いて肌に押し込む方法もありますが、肌に刺激を与えすぎないように優しくやりましょう。

美容液

美容液

化粧水の後に肌の気になる部分に美容液を付けます。シミ、しわ、乾燥、美白など自分の問題にあったものを購入し使いましょう。

乳液

乳液

乳液は化粧水が与えた潤いを保湿するものです。化粧水だけでは長時間潤いをキープすることはできないので、化粧水を付けた後には必ず必要な行程です。

手のひらに10円程度の大きさの乳液を取ります。乾燥のしやすい頬や顎周りを先に付けて、脂が出やすい眉間~鼻にかけては少なくなるように後に付けることがおすすめです。

メンズメイクのやり方:ベースメイク編

メンズメイクのやり方:ベースメイク編

ベースメイクは肌を中心に行うメイクです。ベースメイクのやり方は以下の通りです。

  1. 化粧下地
  2. ファンデーション
  3. コンシーラー
  4. シェーディング、ハイライト

化粧下地は他のメイクがつきやすくするために塗るものです。いわゆる「化粧ノリ」を良くするものです。

ファンデーションは、肌質をムラなく統一するアイテムです。毛穴が見えなくなり美しい肌になります。

コンシーラーはニキビ跡やシミを隠すものです。使うタイミングはファンデーションのタイプで変わります。パウダータイプのファンデーションならコンシーラー→ファンデーション。リキッド・クリームタイプならファンデーション→コンシーラーで行います。

シェーディングやハイライトは顔に陰影を付けることで立体感を出し、小顔に見せることができます。メイク感が出やすいのでメンズメイク初心者の方であれば飛ばしてしまっても大丈夫です。

化粧下地

化粧下地

化粧下地は直径8ミリ程度の量を取って使います。少ないと肌のムラに、多いと肌荒れにつながるので容量を守って使いましょう。
両頬・鼻・おでこ・顎の5ヶ所に下地を置き、顔の中心から外側に向かって伸ばします。

ファンデーション

ファンデーションは肌にムラができないように顔の中心から外側に向けて塗っていきます。フェイスラインと呼ばれる顔と首の境目が目立たないように、しっかりと伸ばしましょう。おでこ、両頬、鼻、顎の5ヶ所に付けます。

ファンデーション

顔の外側に向かって伸ばします。

顔の外側に向かって伸ばします。

全体がムラなく仕上がれば完成。

全体がムラなく仕上がれば完成。

肌のトーンが上がって発色が良く見えますね。

コンシーラー

ニキビ跡やシミなど自分が気になる部分に付けていきます。ファンデーションと似た色のものを選ぶようにしましょう。気になる部分に付けたら肌と馴染ませるために指の腹を使って伸ばしていきます。

コンシーラー

シェーディング

シェーディングは顔や鼻を小さく見せることができます。おでこ、フェイスライン、鼻筋に塗ります。付けたものを顔の外側に向かって伸ばします。

シェーディングを塗る

シェーディングを伸ばす

化粧に慣れていないと付けすぎてしまう傾向にあるので、付いているかな?と思う程度で大丈夫です。

ハイライト

ハイライトは顔に立体感を持たせ、はっきりとした顔立ちにしてくれます。ハイライトはメイク感が出やすいので少しだけ付けるようにしましょう。Tゾーン(眉間~鼻)、Cゾーン(目尻~目の中心)、頬骨、口元に付けて伸ばしていきます。

Tゾーンに付ける。

Tゾーンに付ける

Cゾーンから頬も付ける。

Cゾーンから頬も付ける

口元にもハイライトを付けます。

口元にもハイライトをつけます

シェーディングと合わせて顔の立体感が出るようになり、メリハリのある顔になります。

メンズメイクのやり方:ポイントメイク編

ポイントメイクは自分の気になる部分にメイクを行うものです。眉毛や目元、リップが該当します。

アイブロウ(眉毛)

アイブロウ(眉毛)

アイブロウをすることで男らしい眉毛を作ることができます。毛の間が薄いときの補強や形作りに役立ちます。

  1. 理想の眉毛の形の縁取りをする
  2. いらない眉毛を処理
  3. 眉毛の長さを整える
  4. アイブロウペンシルを使って眉毛を描く

リップ

メンズメイクのリップは保湿をするだけではなく、血色を良く見せることもできます。

  1. 唇の汚れを取る
  2. 軽くリップを温める
  3. 縦にリップを付けていく

付けすぎると唇が荒れる原因にもなるので一日3~5回程度の塗布量にしましょう。

アイライナー(目元)

アイライナー(目元)

アイライナーは目力を強めるものです。ペンシルタイプの薄いものを使えば化粧感を出さずに目を大きく見せることができます。

  1. 目をしっかりと開け目頭は細く、目尻にかけて太く描く
  2. まつ毛のすぐ上~まつ毛の間を埋めるイメージで描く
  3. 目尻まで描いたら1ミリほどオーバーさせる

メンズメイクのやり方をマスターして早速試してみよう

メンズメイクのやり方をマスターして早速試してみよう

メンズメイクのやり方は難しいと感じやすいですが、実際は慣れてしまえば習慣化できるものです。全部を一気に覚えようと思うと大変なので、まずは自分が良く見せたいものから使っていきましょう。

メンズメイクの方法、おすすめのファンデーションや下地など必要なものを総まとめ
メンズメイクの方法、おすすめのファンデーションや下地など必要なものを総まとめ

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