メンズメイクがメディアにも取り上げられることが多くなって来た最近ではメンズメイクに興味を持った方も増えてきました。
しかし、メンズメイク初心者の方には用語や、やり方が分からないと一歩を踏み出せないことも多いでしょう。
そこで、この記事ではメンズメイク初心者の方でもメンズメイクのことが分かるようによく使われる用語や、やり方について解説をします。
目次
【初心者向け】メンズメイクの基礎アイテム・用語
メイクに触れてこなかった男性にはメイクの用語が分かりにくいと思います。まずはメンズメイクでよく出てくる用語について解説をします。
BBクリーム
BBクリームとは「ブラミッシュバーム(Blemish Balm)」の略称で保護膜を作り、肌を刺激から守りながらも肌色の補正までしてくれるクリームのことです。男性が気になるヒゲの青み、シミ、そばかす、毛穴といった肌の悩みを隠すことできます。
また、BBクリームの色によって肌の色味を変えることができ、血色良く健康に見せることができます。
最近のものでは化粧下地効果や紫外線対策もしているものがあるので、BBクリームだけのメンズメイクをしている方は非常に多いです。
メンズメイクの初心者が最初に揃えるアイテムとして最もおすすめです。
アイブロウ(眉毛)
アイブロウ(eyebrow)は直訳すると眉毛になりますが、メイクでは眉毛を描くアイテムのことを言います。
メンズメイクでは眉毛の形を整えたり、濃さを足して男らしいキリっとして印象を作るために使われます。
簡単に利用できて大きく印象を変えられることから、BBクリームに次いで使われることが多いです。
コンシーラー
コンシーラー(concealer)とは「隠すもの」という意味であり、シミやクマ、ニキビ跡など気になる部分を隠すために使うものです。
全体をBBクリームやファンデーションでカバーした後の補助役として使われます。体調によって肌が荒れたときのカバー用として持っておくと安心です。
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クレンジング
クレンジング(cleansing)とは脂と水を融合させる働きを持っているアイテムで、化粧を落とすときに使われます。
メイクをすると肌に余分な脂分がついてしまうので、残ったままにしておくと肌荒れやニキビの原因になってしますのでメイクをしたら必ずクレンジングをするようにしましょう。
また、クレンジングは化粧落としだけでなく、脂の多い男性の日常的な洗顔の一アイテムとして使うこともできます。
化粧下地
化粧下地とは、化粧と肌のくっつきを良くするためのものです。ファンデーションを塗ったときに化粧崩れをおこしにくく、綺麗な状態を保つことができます。
また、ファンデーションなどの化粧が肌に直接当たらなくなるので肌への刺激を和らげる効果もあります。
ファンデーション
ファンデーション(foundation)とは、毛穴を隠し肌の色ムラなく均一に見せてくれる化粧品です。
男性の場合はパウダータイプを使うとヒゲで浮きやすいので、液体のリキッドタイプが使いやすいです。
ルースパウダー
ルースパウダー(loose powder)とはファンデーションの後に肌に定着をさせ、見た目をキープするために使われるものです。
男性の場合は肌のテカリを抑えるために使われることが多いです。
リップ
(出典:LIPS BOY,「リップバーム」)
リップ(lip)とは直訳だと唇になりますが、唇をケアするアイテムのこと言います。リップには発色を良くするもの、色を付けるもの、保温をするものがありますが男性の場合は発色を良くするものが使わることが多いです。
アイライナー
(出典:Youtube,「【アイラインStep1】ペンシルでつくるナチュラルアイライン」)
アイライナー(eyeliner)とは目のまつ毛付近にメイクをする道具のことです。アイライナーを入れることによって目を大きく見せます。
メンズメイクでアイライナーを使用するときにはペンシルタイプがナチュラルな色になりやすいのでおすすめです。
目は印象を大きく変える部分なので、最初はブラウンみのある色で薄く付けるところからやりましょう。
アイシャドウ
(出典,VOGUEGIRL,「注目のメンズがミューズを務める、韓国コスメブランド5。」)
アイシャドウ(eye shadow)は目のまわりに陰影を付けて目に立体感を持たすものです。色付きのものはメイク感が出やすいので初心者は慣れるまで難しいアイテムです。
アイシャドウを試す際にはパレットタイプから購入しましょう。一つのパレットに濃い色・中間色・明るい色が入っているため肌に馴染ませやすいです。
シェーディング
シェーディング(shading)とは顔に影を付けて小顔効果を作るものです。顔の形に沿って塗ることや鼻筋に合わせて塗ることが多いです。
塗った後には綺麗に伸ばしてメイク感を出さないことが重要なのでシェーディングを試すときには離れて鏡で確認をするようにしましょう。
ハイライト
ハイライトとは肌のトーンよりも明るい色を顔に付けることで、顔立ちをはっきりとさせる効果があります。シェーディングと合わせて使われます。鼻筋や頬、涙袋に付けることが多いです。
洗顔
洗顔とは顔の汚れを落とすことが目的です。
あまり男性には知られていませんが、洗顔は泡で擦らないように洗顔することが正解です。肌は刺激を受けることによって、肌荒れを起こす可能性があるからです。
また、毛穴の汚れを取るためには泡のキメを細かくしないといけないので後述する泡立てネットを使う必要があります。メンズメイクを始めて肌に負荷をかけるようになったら必ず正しい洗顔をしてください。
泡立てネット
(出典:BULK HOMME,「THE BUBBLE NET」)
洗顔で使う泡は泡立てネットを使ってキメの細かい泡を作りましょう。男性の多くは手で洗顔を顔に付けて洗うことが多いですが、泡立てネットで作った泡を使ったほうが汚れが取れやすいです。
化粧水
(出典:mishill,「化粧水ケチッてない?プロが教える正しい化粧水の使い方!」)
化粧水とは、顔に水分を与えるスキンケアの一つです。水分が少ないと外部からの刺激に弱くなりたるみやシミ、肌荒れを起こす原因になります。
お風呂上がりや顔を洗った後は一時的に肌が潤って見えますが、水分が抜けやすい状態になっておりそれを防ぐ役割があります。
男性の場合は脂が女性よりも多いので、テカリやすく水分があるように見えますが水分が少ないこともあるので化粧水は毎日しなければなりません。
乳液
(出典:肌ミスター,「【乳液の使い方】メンズも3ステップでかんたん!量やタイミングもばっちり解説」)
乳液とは水分を保湿するスキンケアです。化粧水で水分を補給した後に閉じ込める役割として使われることが多いです。
化粧水と比べてベタベタした感触が苦手な男性が多いですが、肌に潤いを持たすためには乳液は必須です。メンズメイクを落としたときに水分も抜けてしまうので、保湿も意識しておきましょう。
【初心者向け】メンズメイクの手順
メンズメイク初心者の方はどういった順番でメイクをするのが正しいのか気になりますよね。ここではメンズメイクをする手順について解説します。
おおまかな流れは以下の通りです。
- 洗顔をして汚れを落とす
- スキンケアをして肌を整える
- メイクをする
メイクをする前には洗顔で汚れを落とし、スキンケアで肌を整える必要があります。整えた状態とそれ以外ではメイクの見え方が変わってくるので、良い状態で行うようにしましょう。
洗顔
洗顔をする手順は以下の通りです。
- ぬるま湯で毛穴を広げて汚れを浮かす
- 洗顔料を泡立てる
- 眉間から鼻筋の皮脂の多い部分から洗う
- ぬるま湯で洗い流す
先にぬるま湯で毛穴を広げて洗いやすい状態にすることがポイントです。また、先述した泡立てネットを使ってキメの細かい泡を作り優しく洗うことで肌に刺激を与えずに綺麗にすることができます。
スキンケア
スキンケアの手順は以下の通りです。
- 化粧水
- 美容液
- 乳液
洗顔をした後や顔を洗った後には早めにケアをしましょう。水分がない状態にしているとダメージを受けやすくなります。
基本的の流れでは化粧水と乳液を使うだけで大丈夫です。もし、シミがある、たるみがある、美白にしたい、など理想の肌がある場合には美容液を入れて肌の調子を整えることもできます。
メイク
メイクの手順は以下の通りです。
- 化粧下地
- ファンデーション
- コンシーラー
- シェーディング、ハイライト
メイクをする土台を化粧下地とファンデーションで作り、肌の目立つ部分をコンシーラーで隠します。
仮に顔に立体感を持たせたい場合にはシェーディングやハイライトを入れていきます。シェーディングやハイライトをするとメイクをしている感じが強くなってくるのでメンズメイク初心者の場合はそこまでやらなくても大丈夫です。
初めてメイクをする場合であれば、BBクリームだけでメイクを完了することもできます。
メンズメイクの初心者から飛び出して美男子になろう
メンズメイク初心者の方によってメンズメイクの用語は分からないことが多いと思います。しかし、今回紹介した用語や、やり方の流れを知っていれば自分に合ったメイクを探しやすくなるはずです。ぜひこの記事を参考に初心者から抜け出し自分の理想の肌を手に入れてください。