「ニキビ跡ができる原因って何?ニキビ跡に評判の商品が知りたいな」
鏡を見た時に、いつの間にかニキビが跡になっていてショックをうける。こんな経験一度はありますよね。
悪化したニキビを放置したり、無理にニキビを潰したりするとニキビ跡になってしまいます。
ニキビ跡を消すためには正しいケアをすることが大切です。この記事ではニキビ跡の原因や、ニキビ跡が消えると評判の商品5選を紹介します。
目次
ニキビ跡の種類と残る原因
まずニキビができる原因は毛穴の詰まりです。
皮脂の分泌が盛んになることで毛穴が詰まり、毛穴の外に出られなかった皮脂がたまってニキビになります。
ニキビが悪化すると、アクネ菌に対抗しようとして肌が炎症を起こし、赤く腫れあがってしまうので、早めのケアが大切です。
次にニキビ跡について説明します。ニキビ跡は3種類あります。
・色素沈着(茶色いニキビ跡)
・赤み(赤いニキビ跡)
・クレーター(陥没したニキビ跡)
それぞれニキビ跡になる原因が異なるので、一つずつ見ていきましょう。
色素沈着
色素沈着した場合、茶色いニキビ跡になることがあります。色素沈着はニキビの炎症によって発生したメラニンが原因で起こります。
ニキビの炎症が長引くと、肌を守ろうとしてメラニンがつくられ、肌がくすんだり、茶色いシミができます。色素沈着しないようにターンオーバー(肌細胞の生まれ変わり)を促すスキンケアが大切です。
赤み
赤みが強いニキビ跡は、皮膚下の血管が透けて見えている状態です。肌の炎症が続くと、ニキビが治った後も肌に赤みが残ってしまうことがあります。
原因としては、炎症のダメージによって皮膚が薄くなり、血管や筋肉が透けて見えることで、赤みがより目立っていることが考えられます。
クレーター
炎症によるニキビ跡で一番ひどい状態がクレーターです。炎症が肌内部にまで及んだ場合に、破壊された組織の傷が修復されず、クレーターになりやすいです。
ニキビを放置したり、触りすぎて潰したりすると、肌の表面がぼこぼこと陥没しやすいので注意しましょう。
ニキビ跡におすすめの市販の商品
一度できるとなかなか治りづらいのがニキビ跡ですが、正しい肌ケアをすることで少しずつ回復させることができます。
ニキビやニキビ跡にもアプローチしてくれる成分であるレチノールが入った商品を使えば、肌に合っていれば平均4週間ほどで変化が出始めます。
この章では、ニキビ跡の種類に合わせたおすすめの商品を紹介します。誰でも気軽に試すことができる市販の商品の中から5つを厳選しました。
メラノCC
1つ目はロート製薬のメラノCCです。メラノCCは、美白有効成分と血行促進成分の両方を配合しています。
炎症を鎮めニキビを防ぐ抗炎症成分や、ニキビの原因菌の繁殖を抑える殺菌成分も入っているため、ニキビ治療に特化した商品と言えます。
ターンオーバーを促してくれるので色素沈着したニキビ跡に使うのがおすすめです。
ニキビ専科
2つ目はニキビ専科のジェルクリームです。
ニキビ専科のクリームは、美白ケアとニキビ予防までできる、オールインワンタイプ(化粧水・乳液・美容液などを一つにした商品)のジェルクリームになっています。
厳選した美容成分と3つの有効成分が頑固なニキビを徹底予防してくれます。
3つの有効成分(商品の目的となる効力のある成分)が入った医薬部外品は薬用ニキビ専科だけで、厚生労働省より特許を受けています。
MNKB
3つ目は、MNKBのスポッツジェルです。
MNKBはメンズニキビケア専門ブランドであるため男性の肌悩みのサポートに特化しています。「ニキビ跡の黒ずみも抑えてくれて、何より洗顔後にちょこっと塗るだけなのが魅力的」という声もあります。
赤みや色素沈着のあるニキビ跡のケアにおすすめです。
Nile
4つ目はNileのニキビクリームです。
Nileのニキビクリームは、圧倒的な保湿力で肌ダメージをカバーしてくれます。
肌をいたわる無添加処方になっており、シリコンフリー、石油系界面活性剤フリー等の6つのフリーでお肌のことを本気で考えた処方を実現しています。
「赤いニキビ跡で悩んでいたが薄くなってきた」「クリームにもかかわらずサラッとしている」と口コミも好評です。
TSUDA COSMETICS
4つ目は、TSUDA COSMETICSのスキンバリアクリームです。
スキンバリアクリームは、ノンコメドジェニックテスト済みの化粧品です。
ノンコメドジェニックテストとは、第三者機関でニキビが生じにくい製品かをチェックする試験のことです。
さらに保湿剤の種類を選定することで、限界ギリギリまで保湿力を高めた保湿クリームになっています。ニキビや吹き出物の予防になるだけでなく、「色素沈着やニキビ跡が薄くなっていくのを実感できる」という声もあり、効果を実感している方が多いです。
ニキビの予防方法
ここまでニキビ跡についての説明をしてきましたが、できることならニキビができる前に予防しておきたいですよね。本来、肌は古い角質が剥がれて新しい角質に生まれ変わる「ターンオーバー」という機能を持っています。
しかし、生活習慣の乱れでターンオーバーがうまく機能しないと、古い角質によって毛穴に皮脂が詰まります。
詰まった皮脂を栄養とするアクネ菌が増殖した結果、炎症を起こしてニキビができます。
ニキビを予防するためには毎日の生活習慣に気をつけることが肝心です。この章ではニキビを予防するための5つのポイントを紹介します。
食生活
1つ目のポイントは食生活です。
栄養バランスが偏った食事を続けていると、肌の状態は悪化してしまいます。1日3食をしっかり取り、バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。
さらに、腸内環境を整えることで栄養の吸収率も高まります。腸内環境を整えるには、海藻類、食物繊維の多いレタスやきのこ、ヨーグルトなどの発酵食品等の食べ物がおすすめです。
睡眠
2つ目のポイントは睡眠です。肌は寝ている間に分泌される成長ホルモンによって再生されます。夜ふかしや睡眠不足が続くと肌の免疫力が低下して、ニキビができやすくなります。
1日6時間以上の睡眠をとるようにしましょう。
肌のゴールデンタイムと呼ばれる22時~深夜2時に質の高い睡眠をとることがおすすめです。毎日決まった時間に就寝することで、体内のサイクルも整いますよ。
運動
3つ目のポイントは運動です。運動して汗をかくことで体内のデトックス効果がえられます。老廃物などの不要なものを体の中に溜め込むと、肌トラブルの原因になります。
ストレスを溜めこまないことも大切なので、ヨガや岩盤浴などで汗をかきながらリラックスするのもいいですね。
ウォーキングやジョギング等の軽めの有酸素運動を1日に30分、週に2回を目安に取り入れることから始めましょう。
洗顔
4つ目のポイントは洗顔です。洗顔はスキンケアの基本で、1日2回朝晩におこなうのが鉄則です。寝ている間も汗をかくので、朝の洗顔で汚れを落とすようにしましょう。
しっかりと洗い流し、洗顔料が残ったままにならないようにするのもポイントです。
肌を拭くたびに毎回タオルを変えるなど、菌が繁殖しないような清潔な状態に保つことも心がけましょう。
スキンケア
5つ目はスキンケアです。化粧水や乳液で毎日スキンケアをすることで、ターンオーバーを正しい周期に整えることができます。
ただし、ニキビができてしまった場合は刺激を与えないことが最優先です。最低限のスキンケアのみ行い、それ以外はニキビに触らないようにしましょう。
汚れをきれいに落とそうと思い、念入りに長時間ゴシゴシ洗うのは逆効果です。必要な皮脂まで落とし、肌に負担をかけてしまいます。
化粧水を塗る時は、手のひら全体で抑えるようにして優しくなじませるようにして塗るようにするといいですね。
市販商品で治らないニキビ跡には病院も有効
市販の商品でニキビ跡が治らない場合は、皮膚科を受診するのもおすすめです。所要時間は約1時間程度になっていて、 料金は薬代を含め2000円程度です。
簡単なカウンセリングや診察を受けた後、塗り薬を処方されることがほとんどですよ。ニキビといっても様々な段階があり、段階に応じた治療が必要なため、専門医のアドバイスに従いましょう。
自分の肌に合った市販のニキビ跡ケア商品を使おう
ニキビ跡の治療はすぐに効果がでるものではないため、根気強く続けることが肝心です。
毎日の食事や生活習慣を見直すことから始められるといいですね。
ニキビ跡をケアする商品は手軽に購入できるので、自分に合うものをぜひ試してみてください。
ストレスフリーな環境を心がけ、お肌の免疫力を高めていきましょう。