「正しいメンズスキンケアとはなんだろうか?」
メンズスキンケアが一般的になってきましたが、正しいスキンケアの方法が分からないと感じている男性は多いです。スキンケアの方法は誰かに習うものではないので、分からないことは仕方ないです。
実はスキンケアの方法は難しくありません。一度覚えてしまえばすぐに習慣化され肌の改善が期待されます。
この記事では、メンズの正しいスキンケアの方法について解説します。
正しいメンズスキンケアをするために知っておくべき用語
正しいスキンケアをするために、正しく用語を知っておく必要があります。メンズスキンケアで良く出てくる用語について解説します。
洗顔
洗顔とは毛穴の汚れを落とすことです。主に肌に必要のなくなった角層や余分な皮脂や汗、顔についたホコリなどを落とします。
洗顔をする際には毛穴を開かせるために、ぬるま湯(30℃~32℃)が使われます。冷たい水の場合は毛穴が閉まってしまい毛穴のなかまで掃除をすることができません。
また、肌でゴシゴシ擦ってしまうと肌荒れの原因になるので、手で擦らないようにバシャバシャと水をかける必要があります。
化粧水
化粧水とは肌に水分を補給するためのスキンケア商品です。「化粧」という名前がついていますが、メイクをする前でないと使えないわけではなく、洗顔後の肌の水分がなくなったタイミングで使われます。
化粧水には水分を補給する機能がありますが、保湿する力が弱いものが多いです。
乳液
乳液とは一般的に油分が含まれており、肌全体に膜を作って水分の蒸発を防ぐ目的で使われています。化粧水で水分を補給した後のケアとして使われます。
肌質
人の肌はそれぞれ特徴があり、大まかに下記に分けられます。
- 普通肌
- 乾燥肌
- オイリー肌(脂性肌)
- 混合肌
- 敏感肌
- ニキビ肌
これらは単体だけでなく、部分的に違う特徴を持つこともあります。
普通肌とは、水分と脂分が適量で理想の状態。乾燥肌とは水分と脂分が少なく、カサカサとした状態。オイリー肌とは水分と脂分が多く、テカリが見られる状態。混合肌は水分が少なく、脂分が多い状態でテカリが見られるとカサついた部分がある状態。敏感肌は刺激に弱くスキンケアの商品に含まれる成分に反応がしやすかったり、体調にも大きく状態が左右される肌です。
ニキビ肌とは皮脂の分泌が過剰で毛穴が詰まりやすかったり、生活リズムの乱れ、食生活の乱れなどから肌のターンオーバー(生まれ変わり)が上手くいかない状態の肌のことです。
それぞれの肌の特徴に合わせて効果の出るスキンケア商品やスキンケア方法が変わってきますので、自分の肌質が何かは把握しておきましょう。
正しいメンズスキンケア方法
正しいスキンケア方法を解説します。先述したスキンケアの用語の意味と合わせながら方法を理解すると手順が覚えやすくなります。
ぬるま湯で優しく洗顔
洗顔の手順は以下です。
- ぬるま湯で毛穴を開く
- 泡立てネットを使って洗顔料を泡立てる
- おでこなど皮脂の多い部分から洗う
- ぬるま湯ですすぐ
ぬるま湯で毛穴を開く
洗顔料で洗う前にぬるま湯(30℃~32℃)を使って毛穴を開いておきます。
冷たすぎると毛穴が閉じて洗浄がしにくくなります。熱すぎる場合は肌へのダメージになるため、ゆるま湯を使うようにしましょう。
泡立てネットを使って洗顔料を泡立てる
洗顔をする際には泡立てネットを使って弾力のある泡を作ります。小さい毛穴の奥まで洗うために飛ばせないステップです。
おでこなど皮脂の多い部分から洗う
皮脂の多いおでこや鼻から洗いましょう。洗う際には手が肌に触れないように泡をくるくる回します。
ぬるま湯ですすぐ
毛穴に洗顔が残らないようにぬるま湯でキレイにすすぎます。手で肌を擦らないようにバシャバシャと何度も洗い流してください。
乾燥したタオルで顔を拭く
キレイな乾燥したタオルを顔に軽く押し付けるようにして水分を取ります。この際にも擦らないように気を付けましょう。
化粧水で水分補給
化粧師は洗顔の後にすぐに行います。洗顔後は毛穴が開いて水分が蒸発しやすいタイミングなので、塞ぐ準備をします。
化粧水の手順は以下です。
- 500円玉サイズの量の化粧水を手のひらに取る
- 両手で肌に染み込ませるように手で包み込む
- 乾燥の気になる箇所は化粧水を追加する
500円玉サイズの量の化粧水を手のひらに取る
化粧水を多めに手に取ります。手が汚れているそのまま毛穴に汚れが入ってしまうので注意をしてください。
両手で肌に染み込ませるように手で包み込む
顔につけた化粧水を肌に浸透させるように5~10秒ほど肌に密着させます。乾燥しやすい目元や頬は重点的にやっておきましょう。
乾燥の気になる箇所は化粧水を追加する
化粧水をつけても乾燥が気になるようであれば追加で化粧水をつけてください。
乳液で保湿
化粧水で補給した水分を乳液で膜を作って保湿をします。
乳液の手順は以下です。
- 10円玉サイズの量を手のひらに取る
- 顔全体に広げてつける
- 乾燥しやすい頬・目元には重ねつけをする
10円玉サイズの量を手のひらに取る
化粧水よりも少ない量を手に取ります。多く塗りすぎるとテカリやニキビの原因になるので注意してください。
顔全体に広げてつける
顔全体に薄く広げます。おでこや鼻がテカリやすい方の場合でも薄くはつけるようにしましょう。必要な水分の蒸発は防がないといけません。
乾燥しやすい頬・目元には重ねつけをする
乾燥が気になる場所は重ねてつけて保湿力を高めます。多めに塗るのはなく、薄い層を重ねるイメージで足してください。
正しいメンズスキンケアをするために知っておくべき注意点
スキンケアの方法を間違えてしまうと効果が半減してしまうことがあります。よくあるスキンケアの間違いを注意しながらスキンケアをしてみてください。
お風呂上がりは水分が飛びやすい
お風呂上りは水分で体が潤っているように思えますが、水分が飛びやすい状態なのですぐにスキンケアをする必要があります。毛穴が開き体のなかが温まっているため、何もしていないとすぐに乾燥してしまいます。
パッとみが潤っているように思えてもお風呂上りはすぐにスキンケアをしてください。
ゴシゴシこすらない
ゴシゴシと肌を擦ると洗っている感じは出ますが、肌にダメージを与えているので悪影響です。洗顔では泡を使って優しく洗い、タオルで拭く際にも押し付けるようにして肌をなるべく擦らないようにしましょう。
肌に合ったものを使わないと逆効果
先述したように人には肌質があり、自分の肌質に合っていないスキンケア商品を使うと効果が半減したり悪影響になることがあります。
例えば、水分と脂分の多いオイリー肌の方に乾燥肌用の水分と脂分の補給効果の高いスキンケア商品を使うと肌がふやけたり、ニキビ菌が繁殖しやすい状態になります。
スキンケア商品には様々な商品があるので自分の肌質を理解しながら、自分に合うスキンケア商品を見つけるまでこまめに変えていきましょう。
女性用のものを使っても良い
男性であっても女性用のスキンケア商品を使うことは問題ありません。
女性用と名前はなっていたとしても女性用の特別な成分が入っているわけではないので、男性でも効果が発揮されます。自分の肌質に合うと感じたら積極的に使ってみましょう。
正しいメンズスキンケア方法を覚えて美肌を作ろう
正しいスキンケアは良い肌を作るためには必須です。スキンケアを始めたばかりだと、手順や用語が分からなくて難しいと感じることもあったと思います。
ぜひ、この記事を参考に正しい手順手スキンケアをし、素敵な肌を手に入れましょう。
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