「日焼け止めを使いたいけどニキビが気になる」
肌のシミやたるみ、乾燥を防ぐために日焼け止めを使う男性は増えてきました。しかし、顔にニキビができやすい肌質の人の場合は日焼け止めをつけても良いのか不安になっている方も多いです。
実は、紫外線はにきびを悪化させる原因にもなるので、ニキビが気になる人も日焼け止めを塗っておくことがおすすめです。
しかし、ニキビがあるのに日焼け止めを塗ることに抵抗がある気持ちも非常に良く分かります。
そこで、この記事ではニキビ肌の方向けにメンズ日焼け止めの選び方とおすすめの商品を紹介します。
▼この記事のまとめ
・ノンコメドジェニックテスト済みを選ぶ
・紫外線散乱剤(ノンケミカル)を選ぶ
・日常使いは刺激の弱いものを選ぶ
・おすすめの日焼け止め6個を紹介
目次
ニキビ肌向けのメンズ日焼け止めの選び方
ニキビができやすい肌の場合は肌が強い人と同じ選び方をしていると肌が荒れる可能性があります。
ここでは、ニキビ肌の方向けの日焼け止めの選び方を紹介します。
ノンコメドジェニックテスト済みを選ぶ
ノンコメドジェニックテストとは、にきびの元ができにくいことをテストしたもののことです。
ノンコメドジェニックテストは、比較的皮脂腺の多いヒトの背中を利用して試験サンプルを複数回繰り返し塗布し、 最終的に組織学的な検査を行いコメドが形成されているかどうかを確認する試験です。
(出典:SOUKEN,「ノンコメドジェニックテスト」)
試験の基準をクリアした男性を10名程度集めて2週間をかけてテストをするようです。
そのため、全ての人がノンコメドジェニックテストの結果通りの反応になるかは分かりませんが、信用することはできます。
日焼け止めの中にノンコメドジェニックテストを実施しているものの数は多くないですが、ニキビが気になる人はここを目安にしておきましょう。
紫外線散乱剤(ノンケミカル)を選ぶ
(出典:links,「日焼け・紫外線」)
紫外線対策の成分には、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤(ノンケミカル)」の2種類があります。
ニキビ肌の方は刺激の弱い「紫外線散乱剤(ノンケミカル)」のものを選びましょう。
紫外線吸収剤は紫外線対策の効果は高いものの、肌への刺激が強いものが多いです。
紫外線から肌を守っていても、日焼け止めで肌が荒れてしまっては意味がありません。
長時間外に出る場合には、日傘や帽子を被ることで日焼けから肌を守りましょう。
低刺激のものを選ぶ
紫外線対策の効力は「SPF」と「PA」という値で示されます。
SPFとは「Sun Protection Factor」の略で、SPFは2〜50、さらに50以上の場合は「50+」と表示され、数値が大きいほどその防止力が高まります。
PAとは「Protection Grade of UVA」の略「PA+」〜「PA++++」の4段階で表示され、「+」が多いほど防止力が高まります。
日常使いであれば、SPF10~30、PA+~+++まであれば十分です。
日焼け止めのパッケージには、PA++++やSPF50+など、紫外線対策効果の高さを売りにしていることが多いので、しっかりと確認をしましょう。
男性は日焼け止めの効果が強いものを選び勝ちですが、目的に合わせたものを選ぶようにしてください。
ニキビ肌向けのおすすめメンズ日焼け止め6選
ニキビ肌向けの選び方を参考にしたおすすめのメンズも使える日焼け止めを紹介します。
自分の使用目的や肌の強さを意識して合うものを選んでください。
キュレル:保湿力も問題なし
キュレルはノンコメドジェニックテスト、敏感肌向けのパッチテスト、紫外線吸収剤剤無配合のニキビ肌に特化した日焼け止めです。
SPF30、PA++の紫外線カット効果は日常使いであれば十分です。
保湿の効果もあるので、乾燥しやすいタイプの肌の方も使いやすいです。ニキビ肌で気になる場合には、キュレルから試すことがおススメです。
アクネス:ニキビ予防スキンケアの定番
アクネスの日焼け止めには殺菌&消炎成分が配合されており、ニキビになってしまった人でも使いやすいです。
色味は肌色に近く、ニキビ跡のケアもできます。こちらは皮脂が多くテカリやすい人に向いています。
肌に残りやすい日焼け止めなので、帰宅後はクレンジングなどを使い丁寧に洗浄をしましょう。
アロベビー:赤ちゃんにも使われる優しい成分
アロベビーはどんな日焼け止めを使っても肌が荒れてしまう人向けの商品です。
赤ちゃん用として使われるくらい繊細な成分になっています。
100%天然由来の成分を使い、紫外線吸収剤も不使用、お湯で洗い流せる薄さで使用することができます。
SPF15、PA++と紫外線カット効果は低めですが、外に出る時間が少なければ問題ありません。
まも肌:肌に優しく、紫外線カットも強め
まも肌も赤ちゃん向けに作られた日焼け止めで、肌にとても優しい成分で作られています。
パッチテストもクリアしているので敏感肌の方も比較的安心して利用できます。
SPF25、PA++とアロベビーよりも紫外線カット効果は強めです。アロベビーでは、日焼けをしてしまったという場合にはこちらに変更しましょう。
紫外線が強くなる5月~9月まではこちらの利用をすることもおすすめです。
ビオレ:紫外線カットの高い日焼け止め
ビオレはSPF50+、PA++++と紫外線カット効果としては最高水準の商品です。
それでありながらもノンコメドジェニックテストをクリアしている優れものです。
ニキビ肌の方が一日日差しを浴び続ける場所に行くときには使いやすいです。
しかし、パッチテストクリアの項目がなかったので、肌への刺激は強いかもしれません。他の商品と併用しながら、いざというときに使うことが良いでしょう。
MULC(ムルク)
MULC(ムルク)の日焼け止めは、ベタベタしない軽い付け心地が最大の特徴です。
ノンコメドジェニックではないですが、6つのフリーをうたい文句としており、鉱物油、パラベン、石油系界面活性剤、無香料、無着色、ノンサルフェートのフリーを実現しており、肌に優しくなっています。
日焼け止めのベタベタ感が嫌いな方、なかなか肌に合う日焼け止めが見つからない方にはぜひ試してもらいたい日焼け止めです。
もちろん、軽い付け心地に関わらずSPF50+、PA++++でしっかりとして日焼け止め効果があります。
日焼け止めを使ったことがない、エイジングケアも気になるという男性におすすめです。
ニキビ肌向けのメンズ日焼け止めを塗るときは優しく
日焼け止めを塗るときに厚く塗りすぎたり、強く擦ってしまうのは肌に悪影響です。
厚く塗りすぎてしまうと毛穴が詰まりニキビができやすくなります。
また、肌を強く擦ると肌のバリア機能も弱まってしまうので、優しく全体に伸ばすようにしましょう。
塗る前には、手を清潔にするために洗浄することも忘れずに。
脱毛でニキビ肌を改善する
(出典:ゴリラクリニック,「TOP」)
ニキビができる原因は、皮脂の過剰分泌、肌のバリア機能の低下、ホルモンバランス、遺伝と色々があります。
これらの原因のうち皮脂の過剰分泌に対しては脱毛で対策をすることができます。
繰り返すニキビは、顔に約20万個ある、皮脂腺からの皮脂の過剰分泌が原因です。
つまり皮脂腺を破壊することが根本的な解決法です。
当院のニキビ治療は、ニキビの原因である皮脂腺を徹底的に破壊することで、ニキビを繰り返しません。
参考:ゴリラクリニック
ニキビ肌を気にして日焼け止めなどの化粧品を選ぶことは、大変な労力になることもあります。
すぐに根本から解決することは難しいと思いますが、ずっと悩み続けるよりも脱毛をして根本から解決をしてしまうのも一つの手です。
皮脂の分泌を減らすメンズ脱毛で有名なのはゴリラクリニックです。男性専門で医療脱毛を受けられるとして、多くの大学生から大人までが通っています。
初めての脱毛でも安心な無料相談やトライアルプランがあるので、男性でも安心して行くことができます。
ニキビ肌に悩んでいる方は、一度訪れてみてください。
ニキビ肌向けのメンズ日焼け止めを使って紫外線対策をしよう
ニキビができる原因に紫外線は大きく関わっています。
ニキビ肌の上に日焼け止めを塗ることには抵抗がある方も多いと思いますが、ニキビ肌用の日焼け止めを使って正しいケアを試してみてください。