結婚相談所では、成婚退会をすることが目的です。
IBJが公表しているデータによると、2022年だけで14,000人以上が成婚退会をしたとのこと。
自然な流れで成婚退会をする場合は、プロポーズをすることが自然です。
今回は、結婚相談所でプロポーズのタイミングと流れを紹介します！これから活動する人や、すでに活動している人は参考にしてください！
目次
結婚相談所でお見合いからプロポーズをするまでの流れ
結婚相談所でお見合いからプロポーズをするまでは、段階を踏まなければなりません。
具体的な流れは、以下のとおりです。
【結婚相談所でお見合いからプロポーズまでの流れ】
1.お見合いをする
2.仮交際の申し込みと仮交際
3.仮交際から真剣交際に移行する
4.プロポーズをして成婚退会
段階を踏むことで、プロポーズも成功しやすくなります。
1.お見合いをする
結婚相談所では、まずお見合いをしなければなりません。
世間でいうお見合いとは異なり、仮交際(交際の前段階)をするために必要なことです。
マッチングアプリなどでいう顔合わせのような感じで、まずは会ってみてどのような人か確かめる必要があります。
お見合いは、申し込みと申し受けのいずれかでできます。
(申し込み：異性にお見合いを申し込むこと、申し受け：相手のお見合いにこたえること)
男性の場合は、申込することが多く、成婚退会をした人は、平均で100回近くお見合いを申し込んでいるというデータがあります。
参考：IBJ(成婚白書)
そのため、まずはお見合いができるように、申し込みをすることが大切です。
そして、お見合いのアポが取れたら、実際に出会ってお見合いをします。
1時間程度話をして、デート代は男性が払います。
2.仮交際の申し込みと仮交際
お見合いが終わった後は、翌日13時までにカウンセラーに連絡しなければなりません。
お見合いの感想と、相手と関係を続けるかどうかの連絡です。
波長が合う相手なら、そのまま仮交際を申し込みましょう。
そして、相手も仮交際に応じたら、そのまま交際がスタートします。
しかし、仮交際は本格的に交際する真剣交際とは、以下の点が異なります。
【仮交際について】
・複数人と関係を持てる
・結婚相談所のルールでは付き合っているわけではない
・友達以上恋人未満の関係
真剣交際に進むうえでの準備段階なので、気軽に交際できます。
ただ、お見合いのあとに仮交際を申し込んだとして、一度も会わずに関係を解消することは禁止です。
その場合は、違約金が発生するため要注意です！
3.仮交際から真剣交際に移行する
仮交際で、お互いのことが気になったら、真剣交際を申し込みましょう。
真剣交際は、仮交際とは異なり、一人しか申し込みができません。
そのため、複数人と仮交際しているなら、一人に絞る必要があります。
その際は、無連絡で交際を解消することは禁止されており、カウンセラーに話さなければなりません。
一人に絞ったら、正式に真剣交際を申し込みます。
お互いが了承した時点でカップリングが成立し、結婚を見据えた真剣な交際をする必要があります。
IBJルールでは、原則3ヵ月です。
(理由があれば6ヵ月まで延長できる)
4.プロポーズをして成婚退会
真剣交際は、結婚を見据えたまじめな関係です。
強制ではありませんが、真剣交際に入ったカップルの多くは、成婚退会します。
IBJが定めるルールでは、以下の条件のときに成立します。
【IBJ基準の成婚退会ルール】
・プロポーズをした場合
・宿泊をともなう旅行※ルール違反
・婚前交渉※ルール違反
・同棲※ルール違反
相談所が、成婚と同等の関係になった場合は、退会処理が進む流れです。
しかし、プロポーズ以外の条件は、ルールで禁止されています。
そのため、きれいに成婚退会するなら、プロポーズをしましょう。
結婚相談所でのプロポーズをするうえでの準備
結婚相談所でプロポーズをするなら、いくつか準備をしたいところです。
【結婚相談所でのプロポーズをするうえでの準備】
・結婚の意思があるか聞いておく
・相手の好みに合わせて場所やシチュエーションを選ぶ
・婚約指輪を用意する
これらの準備をしたうえで、念入りに計画してプロポーズを成功させましょう。
結婚の意思があるか聞いておく
結婚相談所に登録している人は、たしかに結婚を前向きに考えています。
しかし、真剣交際に発展したからといって、必ずしも結婚を考えているとは限りません。
プロポーズをしたところで、普通に断られることもあります。
そのため、事前に結婚願望や結婚する意思を聞いておきましょう。
直接聞くのは難しいと思うので、以下の話題がおすすめです。
【結婚の意思がわかる話題】
・将来何がしたいか
・結婚したら何がしたいか
これらの話に乗ってくるようであれば、結婚願望があるということです。
相手の好みに合わせて場所やシチュエーションを選ぶ
結婚相談所は、流れからそのまま結婚する人も多いです。
そのため、プロポーズをしない人もいますが、女性からすると特別な経験なのでしたほうがよいでしょう。
その際、相手の好みに合わせて場所やシチュエーションを選びます。
真剣交際の段階に来ていて、相手に結婚願望があるなら、どのようなプロポーズをされたいか聞いておくとよいでしょう。
男性の判断で、独りよがりのプロポーズをすると失敗することが多いですからね。
とくに希望がないなら、個室レストランでひっそりとすることをおすすめします。
婚約指輪を用意する
プロポーズをするときは、口約束にするのではなく、婚約指輪も渡したいところです。
プロポーズをしない人が増えていることから、婚約指輪を渡す機会は減っています。
しかし、婚約指輪をもらうことは、女性の夢でもあります。
そのため、プロポーズをするなら、事前に用意しておきましょう。
カウンセラーに相談すると、相談所が提携しているジュエリーショップなどを紹介してくれることもあるためおすすめです。
失敗しないために！プロポーズで押さえておきたいポイント
距離を縮めていても、プロポーズ当日に失敗してしまい、断られることもあります。
そのため、以下のポイントを押さえておきましょう。
【プロポーズで押さえておきたいポイント】
・事前にカウンセラーに相談しておく
・相手の好みをあらためて確認する
わからないことは、カウンセラーに相談することをおすすめします。
事前にカウンセラーに相談しておく
お互いの距離感が縮まっていて、結婚が秒読みの状態なら、プロポーズも成功します。
しかし、当日どのように立ち回ればいいのかわからないこともあります。
そのため、事前にカウンセラーに相談しましょう。
【プロポーズの件で相談したいこと】
・どのようなプロポーズをすればいいか
・適切なプロポーズの場所
・シチュエーションについて
仲人やカウンセラーは、会員の結婚を望んでいます。
プロポーズに関する不安を徹底的に解決してくれますし、何かしらの不安があるなら相談しましょう。
相手の好みをあらためて確認する
プロポーズをする際は、相手の好みをあらためて確認しましょう。
プロポーズのシチュエーション次第では、当日に断られてしまうこともあります……。
たとえば、一部の人に人気があるフラッシュモブ。
好きな人からすれば素敵なプロポーズですが、苦手な人も多いです。
相手が「プロポーズはフラッシュモブされたい」という人ならよいですが、それ以外は避けたほうが無難です。
プロポーズは、その人にとって大事な思い出になります。
成功させる意味でも、必ず相手の好みを聞いておくことをおすすめします。
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自分の強みや弱みを知ることができるため、婚活をする上での参考になりますし、なかなか恋愛が上手くいっていない方はぜひお試しください！
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まとめ
結婚相談所での出会いでも、プロポーズはします。
成功したら、カップリングが成立して、成婚退会へと駒を進められます。
しかし、必ず成功するとは限らないので、相手との距離を縮めながら、適切なプロポーズを考えることが大切です。
