20代男性が結婚相談所やマッチングアプリを使って婚活するのはまだ早いのでしょうか?
「婚活市場で需要がないのにお金をかけて婚活してもなぁ……」とお悩みの人もいるかもしれません。
実は、20代の若いうちから婚活を始めておくことにメリットもあるのです。
今回は20代男性が婚活をするメリットを、20代男性に需要があるということとともにお伝えします。
◆この記事のまとめ……
・平均初婚年齢は30歳。でも20代で結婚する人もいる
・20代で婚活をすることは相手と信頼関係をじっくり築くことができる
目次
令和2年度の調査では、男性が結婚するのは30代に入ってから
現代の日本人は何歳くらいで結婚しているのでしょうか。
日本は5年に一度「国勢調査」があり、結婚についても調べられています。
令和2年度の国勢調査の結果では、男性は30代になってから結婚する人が多いということがわかっています。
20代で結婚する男性は少ないのです。
今回参照するデータは
から引用しました。
初婚平均年齢は女性29歳・男性30歳
令和2年度の調査では、女性の平均初婚年齢は29歳程度、男性の平均初婚年齢は30歳程度でした。
20代の男性は結婚していない人も多く、まだ婚活に焦る必要がある年齢ではありません。
地域や学歴によって周囲がほぼ結婚している男性も、誰も結婚していない男性もいますが、概況のデータからは不明です。
今回使った人口動態統計のデータからは、「どうやら20代で結婚を焦らなくてもいい」ということがわかりました。
しかし、男性の平均初婚年齢が30歳だからといって、20代男性に婚活市場で需要がないわけではありません。
平均年齢なので20代で結婚している人もいる
国勢調査の「平均初婚年齢」の「平均」という言葉に注目してください。
男性の平均初婚年齢が30歳ということは、20代で結婚している人も40代で結婚している人もいて、平均値をとると30歳になるということです。
男性は20代で結婚できないというわけではないのです。
つまり、婚活にお金をかけたとしても、無駄になると決まったわけではありません。
10代のうちから付き合っていた人と結婚しただけじゃないの?
という疑問もあるかもしれません。
でももし「20代で結婚する男性は、10代の頃から付き合っていた人と結婚しただけだ」というのならば、初婚年齢はもう少し低くなるはずです。
令和4年の「ゼクシィ結婚トレンド調査」では、
付き合い始めてから結婚するまでの期間は、2~3年未満が「25.9%」と最も高く、次いで1~2年未満が「21.2%」、3~4年未満が「15.9%」。付き合い始めてから結婚するまでの期間の平均は3.4年間という結果に。
という結果があり、交際開始から4年以内に結婚する人が全体の63%を占めます。
つまり、20代で結婚する人も6割の人は出会ってから4年以内に結婚しているといえます。
22歳で社会人になったとすると、20代の期間は8年間。
20代で結婚した人も、社会人になってから結婚相手と出会う人が数多くいることがわかります。
結論としては、20代男性も、婚活市場でじゅうぶん需要があるのです。
20代男性はじっくり婚活・恋活するチャンス
20代男性が婚活市場で需要があることはわかりました。
しかし20代男性は婚活市場で即結婚したい相手とはなりにくいのも実情です。
20代のうちの婚活・恋活は、一人の相手とじっくり時間をかけて信頼関係を築くチャンスととらえて結婚相談所に投資しましょう。
20代男性はまだ年収も低く、キャリアも安定していない
20代男性で「すぐにでも結婚したい」と思ってもらいやすいのは、社会的に安定したステータスがある人です。
医師や弁護士、公務員といった男性は現在お金がすでにあったり、将来的に安定性があるので若くても成婚に繋がります。
しかし、国家資格を必要とする職業以外は20代のうちは年収が低いためなかなか成婚には至りません。
また、大学などの奨学金の返済もあり、結婚しても家計が苦しい状態となる可能性を考えてしまい男性自身も結婚を躊躇しがちです。
実際に入籍する年齢として現実味を帯びるのが、30代に入った頃というのは説得力のあるデータです。
しかし、キャリアが安定せず年収が低いことや、奨学金があるというのは「今すぐ結婚しない」理由にはなっても、「将来的な結婚のために婚活しない」理由にはなりません。
むしろ、20代のうちはポテンシャルを相手に認めてもらいやすいチャンスです。
成長性のある男性として、20代男性は婚活市場で需要があるのです。
ポテンシャルのある男性が時間をかけて相手と信頼関係を深めるチャンス
30代になると、だんだん転職も厳しくなり、自分のキャリアがどんなふうに築かれていくか想像がつきます。
しかし20代のうちは、まだいくらでもジョブチェンジ・キャリアアップが可能です。
婚活市場では20代ならではの可能性・成長性をアピールすると、需要の高い男性になれるという意味です。
たとえばプロフィールで「資格の勉強をしています!30になるまでにキャリアアップを狙っています」と書くだけで、女性は見込みのある男性だと感じます。
実際に成婚に至るのが30歳になっても、20代のうちにパートナーとなる女性と出会っておくことはできます。
早めに出会っておくことで、相手とじっくり信頼関係を築き、価値観をすり合わせることができるのです。
すぐに結婚しないと焦る女性も確かにいますが、それがすぐに「20代男性には婚活での需要がない」という結論にはなりません。
20代の男性が婚活をすることは、ポテンシャルをアピールし女性とじっくり信頼関係を築くためにはちょうどいい年齢です。
女性に慣れていない男性はプロに頼って
女性に慣れていないけれど婚活をしたい男性は、婚活市場で戸惑いを感じる可能性もあります。
婚活市場で需要を見極め、うまく行動するためにはプロの手を借りるのも一つの方法。
LINEに届くアドバイスで、婚活を有利に進められます。
婚活してもすぐに成婚するわけではない。じっくり機会を作って
婚活は時間がかかります。
30代で初めても、3ヶ月で結婚できるわけではありません。
それならば、20代のうちからじっくり時間をかけて婚活をはじめるのも一つの手段です。
ポテンシャルを相手に認めてもらって、良い結婚相手を見つけるために早めに婚活をはじめましょう。
婚活の手段として使ってみたいのが結婚相談所です。
20代男性にも、需要の可能性があります。