メンズメイクを始めようと思った時に多くの方が悩むのは「どれを買えば良いのか分からない」ということです。
それもそのはずでメンズメイクは種類が多く、親しみがないと選び方が分からないからです。そこでこの記事ではメンズメイクで使うおすすめのアイテムと選び方について解説をします。
ぜひおすすめメンズメイクアイテムを揃えて身だしなみのランクを上げましょう。
目次
メンズメイクで使うおすすめアイテムの選び方
メイクアイテムは種類が多くあるため、闇雲に選んでしまうと失敗する可能性があります。自分が欲しいメイクアイテムを揃えるためにも選び方を知っておきましょう。
シーン・目的に合わせる
メンズメイクには、プライベートで普段使いできるナチュラルなものから、印象を大きく変えるメイクまであります。シーンを間違えて使ってしまうと見た人に違和感を与えてしまうこともありますので十分気を付けてください。初めてのメンズメイクであればナチュラルで薄いものが使いやすいです。
また、メイクには綺麗に見せるものだけではなく青ひげやニキビ跡、クマを隠すカバー力の強いものがあります。
ナチュラルなものではカバー力が弱いこともあるので、どう見せたいかを考えて選ぶようにしましょう。
肌の色に合わせる
(出典:shu uemura,「フェイスシェイプパウダー」)
メイクのなかでもベースメイクと呼ばれるファンデーション、化粧下地、BBクリームは「明暗」と「色味」の2軸で色が決まります。
明暗とは肌の色が明るいか暗いかの軸です。男性の場合は日焼け止めを塗る習慣がない方が多いので、女性よりも暗めの色を使うことが多いです。色味とはピンク系とイエロー系の軸です。
肌色の確認方法は以下です。
- フェイスラインで色味を試す
- フェイスラインで明るさ違いを2~3色試す
※フェイスラインとは顔の輪郭、顔と首の境目付近のことです。
手の甲で色を試したくなりますが、実際に塗る顔と手の甲では色味が違うことが多いのでフェイスラインで確認するようにしましょう。
色味は頬と見比べて馴染みそうなものにあたりをつけます。その後自分が思うちょうど良い色のものと明るいもの、暗いものの3色をフェイスラインに塗ります。そのなかで顔とトーンが合うものではなく、フェイスラインの影の色(首の上の部分)と馴染む色を選択します。
首と顔の色が違いすぎると顔が浮いて見えてしまうからです。初心者は顔だけでみて失敗をしがちなので、注意をしてください。
よく分からない場合には色々な色をつけて、遠くから鏡を見て客観的な印象を確認することもおすすめです。
肌質で選ぶ
(出典:Lalavie,「肌タイプをセルフチェックして、スキンケアを楽しみませんか?」)
人によって「乾燥肌」「オイリー肌(脂性肌)」「普通肌」「混合肌」「敏感肌」など特徴があるため自分の肌に合ったものを選びましょう。
自分の肌質に合っていないものを使うと肌荒れの原因や綺麗な見え方にならないことがあります。
また、何か化粧品を使ったときに肌が荒れたり赤みが出たことがる場合は敏感肌である可能性があります。その場合は肌に優しい成分を使っているものを選ぶようにしましょう。
メンズメイクのおすすめアイテム
メンズメイクをするのにおすすめのアイテムを紹介します。前述したように自分の肌に合っていないものを使ってしまうとメンズメイクの効果は半減してしまいます。そのため自分に合ったものを探しながら選んでください。
BBクリーム
メンズメイクを始めるにあたって最初におすすめするものはBBクリームです。BBクリームとは「ブラミッシュバーム(Blemish Balm)」の略称で保護膜を作り、肌を刺激から守りながらも肌色の補正までしてくれるクリームのことです。
最近のものでは化粧下地効果や紫外線対策もしているものがあるので、BBクリームだけのメンズメイクをしている方は非常に多いです。
メンズ向けのアイテムも多いので自分の目的に合ったものを見つけやすいです。
そのなかでも男性が悩みがちな青ひげや毛穴をがっつりカバーしたい人はNULLがおすすめです。
色の展開は「01(やや明るい肌色向け)」と「02(標準の肌色向け)」がありますが、よっぽどの色白さんでない限りは02で大丈夫です。
がっつりとカバーができるため、色ムラにならないようにしっかりと伸ばして使ってください。
デートや仕事など、普段使いとして少し身だしなみをケアしたい方にはMULCがおすすめです。
色の展開は「ライトベージュ」と「ベージュ」。ややオレンジの色味が強いのが特徴です。ポンプ型の容器に入っているので一回で使う容量も分りやすく初心者には非常に使いやすいです。
カバー力よりも、肌を綺麗に見せることに力を入れたい方にはLIPS BOYがおすすめです。
色味の展開は「明るい肌色」と「自然な肌色」。多くの日本人に合わせやすい色味になっておりますが、カバー力は弱めです。ベースの肌が綺麗で毛穴をさらに綺麗に見せたい方におすすめです。
アイブロウ(眉毛)
アイブロウは眉毛の形を整えたり濃さを足すことができるので男らしい印象を作ることができます。
アイブロウのタイプは以下の通りです。
- ペンシルタイプ(鉛筆型)
- パウダータイプ(粉型)
- リキッドタイプ(筆型)
- マスカラタイプ(塗布型)
- ティントタイプ(染め型)
男性の場合は眉毛を描くというよりも、補助することが多いのでペンシルタイプがおすすめです。
眉毛に男らしさを出したいと思っている方はUNOがおすすめです。
柔らかく薄い色なので初心者でも使いやすいです。重ねて描いて少しずつ濃くしていきましょう。
眉毛の毛量が少なかったり、眉毛の隙間を埋めることを日常的に使うのであればMULCがおすすめです。
芯が太く硬いためすぐに広い範囲の眉毛を描くことができます。また頑丈のため長持ちもしやすいので日常使いとしては最適です。
コンシーラー
コンシーラーとは「隠すもの」という意味であり、シミやクマ、ニキビ後など隠すために使うものです。体調によって顔の状態が変わることがあるので一本持っておくと安心です。
コンシーラーの種類は以下です。
- ペンシルタイプ(鉛筆タイプ)
- スティックタイプ(やや太めタイプ)
- クリーム、リキッドタイプ(液体タイプ)
- パレットタイプ
頬やおでこなど動きの少ない場所にはスティックタイプ、動きの多い目元、口元には保湿成分のある液体タイプを使うなど場所によって使い分けをできると上級者です。初心者であればムラになりにくいスティックタイプから使いましょう。
初心者向けのコンシーラーとしておすすめなのはLIPS BOYです。
メンズメイクのパイオニアということもあり、男性に合った硬さ、カバー力があるので効果を実感しやすいです。
よりおしゃれなコンシーラーを使うのであればクレドポーボーテがおすすめです。
カバー力と密着性が高く一日中安心してつけることができます。また、見た目にスタイリッシュさがあるため、家にも置きやすいですね。
目のクマが目立つ場合にはキャンメイクのパレットタイプコンシーラーがおすすめです。
パレットタイプは明るい色~暗い色まで入っているためクマと通常の肌色の馴染ませが得意です。しかし、慣れるまでは浮いた色味になってしまうことがあるので練習が必要です。
ファンデーション
ファンデーションとは、肌を色ムラなく均一に見せてくれる化粧品です。毛穴が目立ちやすい男性におすすめのアイテムです。
ファンデーションには以下の種類があります。
- パウダーファンデーション
- リキッドファンデーション
- クッションファンデーション
- エマルジョンファンデーション
- スティックファンデーション
パフやブラシが必要なパウダーファンデーションやエマルジョンファンデーションは揃えることにコストがかかるので、リキッドファンデーションを指で塗っていくことが最初は簡単です。
肌を整えるためにファンデーションを選ぶのであれば、先ほどもBBクリームでも紹介したNULLがおすすめです。
カバー力もありながら肌を綺麗にみせることが可能です。男性の肌色に馴染みやすいので色ムラも出にくいです。
さらに上のファンデーションを求めるのであればCHANELがおすすめです。
CHANELは色が良いだけではなく香りも非常に良いです。香水は苦手だけど少し良い香りを出したい方にはありがたいアイテムです。
リップ
メンズメイクのリップは女性のように色をつけるものではなく、発色を良くするものが多いです。発色を良くすると顔全体に生気を感じられ爽やかな印象になります。
リップには以下の種類があります。
- リップクリーム
- リップバーム(容器タイプ)
- ティントリップ(染めタイプ)
ティントタイプは韓国ブームのおかげで流行っていますが、発色が強いため初心者にはおすすめができません。定番のリップクリームで発色を良くできるものを選びましょう。
男性が発色を良く見せるリップを選ぶならLIPS BOYがおすすめです。
色の展開も3色あり、ナチュラルなものから発色を良くするものがありますので目的に合わせて選ぶことができます。
リップの発色を良くするよりも状態を良くしたい場合には医薬品のメディリップがおすすめです。
医薬品ということもあり、栄養と保湿能力に長けておりベースのク唇を綺麗にすることができます。発色の良いリップを使わないにしてもベースのもは綺麗にしておくことがおすすめです。
アイライナー
アイライナーとは目を大きく見せるアイテムです。
アイライナーには以下の種類があります。
- リキッドアイライナー
- ペンシルアイライナー
リキッドタイプは目元に強い印象を与える反面化粧感が伝わりやすいです。ペンシルタイプは薄い色味なので、ナチュラルに目に力を与えることができます。初めてのアイライナーであればペンシルタイプから選びましょう。
キャンメイクの色味はブラウン感が強く肌馴染みが非常に良いのでおすすめです。
薄い色味なので少しずつ色を足して確認をすることができます。一気に色を足しすぎないで薄いかも?と感じるくらいで一度鏡から離れて確認をしましょう。
もっと目に力を与えたい方にはヒロインメイクがおすすめです。
可愛いらしいパッケージですが色味はナチュラルです。また筆がほど良い硬さなので非常に描きやすいです。
クレンジング
クレンジングとは脂と水を融合させる働きを持っているアイテムで化粧を落とすときに使われます。クレンジングは化粧落としだけでなく、脂の多い男性の日常的な洗顔の一アイテムとして使うこともできます。
クレンジングには以下の種類があります。
- オイルクレンジング
- 水クレンジング
- クリームクレンジング
- パームクレンジング
- リキッドクレンジング
- ジェルクレンジング
- 泡クレンジング
- ふき取りシート
クレンジングは肌にある脂も落とす程の協力は効果があるので、自分の肌質に合ったものを選びましょう。
敏感肌の方は「水クレンジング」「ミルククレンジング」が刺激が少ないのでおすすめです。乾燥肌の方は脂を落としながら保湿をしてくれるジェルタイプを試してみてください。
特に問題のない肌であればFANCLのクレンジングがおすすめです。
濡れた手やお風呂場でも使えるため日常的なシーンでも使いやすいです。薬局や雑貨屋にも置いてあることが多いので、購入することも簡単です。
肌が荒れやすい敏感肌の方にはビオデルマのサンシビオエイチツーオーDがおすすめです。
刺激が少なくなるようにキュウリ果実エキスが配合されています。ただし、いきなり顔に使うと合わない場合もあるので腕で一度赤みが出ないかの確認をしてから使ってください。
洗顔後やお風呂上りに肌が乾燥しやすい乾燥肌の方にはLIPS BOYがおすすめです。
LIPS BOYはジェルタイプなので化粧と肌の脂を落としながらも肌に潤いを与えてくれます。
おすすめメンズアメイクアイテムを揃えて実践してみよう
数あるメンズメイクアイテムから自分に合ったものを見つけることは困難だと思いますので、今回はおすすめのアイテムを紹介しました。
この記事で紹介したもの参考にしながら自分の目的、肌色、肌質に合わせて自分に最適なメンズメイクアイテムを選んでみてください。
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