結婚相談所では、ユーザーがトラブルに遭わないように、禁止ルールを定めています。
ほかの手段に比べると、とくに結婚に真剣な人が登録している結婚相談所。
ルール違反にならないためにも、事前に把握しておくことが大切です。
案外知られていないことも禁止だったりするので、IBJルールに基づいて紹介しますね!
目次
結婚相談所で決められている禁止ルール一覧【IBJ基準】
結婚相談所では、ユーザーが安心して婚活ができるように、さまざまなルールを定めています。
IBJルールをもとに紹介すると、以下のことは禁止されているため、注意が必要です。
【結婚相談所で定められている禁止ルール】
・会員情報(郵送物・データ)を第三者に見せる行為
・活動の内容・交際状況の詳細をSNSやブログに書き込む行為
・お見合い時の当人同士での連絡先交換
・お見合いが成立した場合のキャンセル行為
・正当な理由なく会わずに仮交際をキャンセルする行為
・6カ月以上の仮交際・真剣交際
・交際期間中の旅行・婚前交渉
・交際が終了した相手への連絡
これらは、いずれも禁止されていることなので、活動期間中に違反しないようにしましょう。
会員情報(郵送物・データ)を第三者に見せる行為
結婚相談所では、情報管理を徹底するために、会員情報を他人に見せる行為を禁止しています。
具体的には、相手のプロフィールが掲載された郵送物やデータを第三者に見せる行為は禁止です。
IBJに限らず、どのグループの結婚相談所でも禁止されています。
結婚相談所に登録しているユーザーの情報は、相談所内で厳格に管理されていますからね。
その情報を横流しするようなことは、絶対にあってはいけません。
活動の内容・交際状況の詳細をSNSやブログに書き込む行為
SNSをしている人に気をつけてほしいのが、活動内容をSNSに掲載することです。
IBJでは、以下のことを禁止しています。
【SNSに共有できない結婚相談所の情報】
・活動中の事柄
→どのような活動をしていてどの段階にいるか
・交際状況の詳細
→相手との交際状況がどこまで進んでいるか
・お見合いや交際をしている相手の印象
これらは、閲覧者がいるSNSやブログで共有してはいけません。
内容次第では、活動ができなくなるため注意が必要です。
お見合い時の当人同士での連絡先交換
結婚相談所では、仲人を通じて相性がよさそうな人を紹介してくれます。
そして、お互いが了承したら、お見合いへとステップが進みます。
30分~1時間程度の話をしたあとに解散し、仮交際の意思があるかどうかを仲人に伝えなければなりません。
人によっては、お見合いの時点で波長があって、そのまま仮交際……という流れも期待できますが、必ず仲人を通す必要があります。
また、相性が良かったからといって、当人同士で連絡先を交換することは禁止されています。
連絡先は、仮交際が成立した時点で、専用のシステムを使って電話番号が交換されます。
お見合いが成立した場合のキャンセル行為
結婚相談所では、お互いの都合を合わせてお見合いの時間をセッティングします。
IBJでは、一度お見合いが成立すると、キャンセルはできないようになっています。
何かしらの理由がありキャンセルする場合は、以下の違約金が発生するので注意しましょう。
【お見合い成立後のキャンセルの罰金について】
・事前にキャンセルした場合:5,000円
・当日キャンセル:10,000円
また、お見合い当日に15分以上遅刻し、一方がお見合いができないと判断した場合も、違約金が発生するため注意が必要です。
正当な理由なく会わずに仮交際をキャンセルする行為
お見合いが終了して、印象がよければ仮交際の申し込みをします。
そして、お互いが仮交際を申し込むと、正式に交際がスタートします。
仮交際は、真剣交際の準備段階であり、複数人と関係を持っていいルールです。
しかし、交際がスタートして、一度も会わずにキャンセルする行為は、ルールで禁止されています。
万が一、同様の行為があった場合は、違約金10,000円が発生するため注意しましょう。
参考:IBJ(マナーとルール)
6か月以上の仮交際・真剣交際
IBJでは、仮交際と真剣交際に期限を設けています。
初めて会った日から、成婚退会までが最長6ヵ月です。
だらだらと交際を長引かせないための配慮で、いずれも6か月以上交際することは禁止されています。
しかし、やむを得ない事情がある場合は、仲人に相談したうえで判断を仰ぎましょう。
仮交際の場合は、早い段階で真剣交際に移行する人を選ぶ必要があります。
真剣交際は、成婚退会の意思があるかどうかを伝えなければなりません。
仮に、期限が過ぎた後も関係を続けて成婚した場合は、調査費用と成婚料の両方を支払わなければなりません。
交際期間中の旅行・婚前交渉
これは、IBJに限らず定められているルールで、仮交際・真剣交際に限らず、旅行や婚前交渉は禁止されています。
IBJのルールでは、成婚と同等の成果が見られた場合は、成婚として処理されます。
【IBJルールでの成婚条件】
・結婚の口約束(プロポーズ)
・宿泊
・宿泊を伴う旅行
・婚前交渉
・同棲
・交際期間を延長して6か月以上経過した場合
ただ、同棲や宿泊、旅行・婚前交渉などは、ルールで禁止です。
万が一、上記に該当することが見られた場合、成婚の意思があると判断されて、成婚退会の処理が進みます。
交際が終了した相手への連絡
結婚相談所での活動がイマイチうまくいかずに、退会する人は少なくありません。
その際、退会後にIBJ会員だった人への連絡は一切禁止されています。
退会処理をした時点で、会員としての義務は終了しています。
連絡をした場合は、迷惑行為として処理されるため注意が必要です。
場合によっては、訴訟に発展する可能性もあります。
そのため、ルールを守ったうえで交際することが大切です。
まとめ【ルールを守って健全に婚活しよう!】
結婚相談所では、婚活アプリや婚活パーティとは異なり、厳格なルールが定められています。
健全に婚活を進めるために必要なことなので、必ずルールを守ったうえで活動することが大切です。
ルールを破った場合は、違約金が発生することもあります。
そのため、結婚相談所に合わせたルールの範囲内で婚活をしましょう。