男性の肌は女性の肌に比べて水分は少なく、皮脂分泌量は多いのが特徴です。
具体的には、水分量は女性の半分程度、皮脂分泌量は女性の2〜3倍程度です。
そんな男性の肌は、多くの場合「混合肌」と呼ばれる肌質です。
混合肌の特徴は以下です。
1.おでこや鼻などのいわゆるTゾーンはテカリやすい
2.フェイスラインや口周りは乾燥しやすい
このように部位によって肌の特徴が異なるため、スキンケアに迷いがち。
本記事では、そんな混合肌メンズに適したスキンケアの仕方やアイテム選びのポイントを解説していきます。
目次
混合肌ってどんな肌質?
混合肌は、かさつきやすい乾燥肌とテカリやすい脂性肌の両方の特徴を併せ持った肌質です。
おでこ・鼻=Tゾーンはテカリやすく、頬・顔の輪郭=Uゾーンは乾燥しやすい傾向にあります。
夕方になるとおでこはテカテカ、でも頬はカサカサで剥けてしまう...そんな経験がある方は混合肌の可能性大です。
混合肌かどうか、まずはセルフチェック!
混合肌かどうかセルフチェックしていくために、以下のチェックポイントをぜひ読み進めてみてください。
チェックポイント1.Tゾーンの毛穴は目立つか
特徴が出やすいのは毛穴です。
皮脂分泌が多い人は毛穴が開きがち。
小鼻の毛穴が目立ったり、角栓が詰まってしまっているのが確認できたら、Tゾーンはオイリーと言えるでしょう。
チェックポイント2.頬や口元は乾燥しやすいか
頬や口元は乾燥しやすいです。
まず第一に、髭剃りによるダメージが日々積み重なっています。
また、そもそも皮膚が薄いこともあり、余計に乾燥しやすいのです。
頬や口元の皮膚がさかむけていたり粉を吹いていたりする場合はUゾーンが乾燥肌気味と言えるでしょう。
チェックポイント3.肌トラブルが起きやすいか
混合肌の方は同時に敏感肌のことも多いです。
肌がひりつく、赤くなる、かゆくなる、といったことが日常的にある方は、肌の水分・油分のバランスが崩れている可能性があるため要注意です。
混合肌のスキンケア方法!洗顔・化粧水・乳液のステップごとに使い方とおすすめアイテムを紹介
何かと肌のトラブルが起こりやすい混合肌。
日頃のスキンケアはどのようにしたらいいのでしょうか?
混合肌メンズにおすすめの洗顔のやり方
混合肌の方は、まずは皮脂汚れが蓄積しやすいTゾーンから洗いましょう。
洗顔料をTゾーンにのせたら、全体をしっかり洗浄していきましょう。
そのあとで、乾燥しやすいUゾーンをさっと短い時間で洗います。
時間をかけすぎると肌に必要な油分まで洗い流してしまいさらに乾燥してしまうので注意しましょう。
混合肌メンズにおすすめの化粧水のつけ方
肌を潤す化粧水も、TゾーンとUゾーンで使い方が異なることを考慮しましょう。
Tゾーンは皮脂でベタつきやすいので、化粧水はさっぱりタイプがおすすめです。
しかし、さっぱりしすぎだと、今度は乾燥しやすいUゾーンの保湿がおろそかになるので、しっかり浸透してくれるローションタイプがおすすめです。
Tゾーンはさらっと塗り、Uゾーンは重ね塗りで丁寧に潤すと全体をバランスよく保湿することができます。
混合肌メンズにおすすめの乳液・クリームのつけ方
乳液のコツは顔全体に均一に塗ること。
指先で伸ばすと塗れてる部分とそうでない部分の差が出てしまいがちです。
手のひら全体で顔を包むようにして塗るのがおすすめです。
ただし、目周りなど繊細な部分は手のひらで塗ることが難しいので、指先を使ってもOKです。
乳液やクリームは油分を含んでいるので、オイリーなTゾーンに多く塗ってしまうとさらにテカってしまいます。Tゾーンはさらっと塗る程度にとどめましょう。
混合肌メンズは混合肌に適したやり方でスキンケアしよう
混合肌はTゾーン(おでこ・鼻)とUゾーン(頬・顔の輪郭)で肌質が異なります。
Tゾーンは皮脂分泌が多いのでテカリやすく、Uゾーンは乾燥しやすいのが特徴です。
洗顔はTゾーンをしっかりめに、Uゾーンは軽くすますのがコツです。
反対に化粧水や乳液、クリームを使った保湿では、Tゾーンは軽く済ませて、Uゾーンをしっかりめにケアするのがポイントです。
面倒かもしれませんが、顔の部位ごとの特徴に応じたスキンケアをしてあげることで、肌のコンディションは変わってくるはずです。
混合肌の特徴を理解して日々のスキンケアを行ってみてください!