「眉毛が薄くて途中で切れてしまっている」
「身だしなみとして眉毛を綺麗にしたいけど、整え方が分からない」
薄い眉毛に力を与えたり、綺麗な形の眉毛を作るために役立つアイブロウ。メンズ向けも多く販売されるようになりましたが、どれを選べばよいの、使い方が分からないと感じている男性も多いです。
それもそのはずで、いままでアイブロウに触れてこなかったことがほとんどの男性がいきなりプロのように扱うことは不可能です。
そこで今回は、イケてる眉毛を作るために眉毛のプロによるおすすめのアイブロウの紹介と、すぐに実践できるアイブロウを使ったメンズ眉毛の整え方を紹介していきます。
この記事の内容
・アイブロウは眉毛を書き足したり濃さを調節したりできるアイテム
・眉毛を書き足すことで目力が上がり、コンプレックスのカバーができる
・初心者にはアイブロウペンシルがおすすめ!リキッド、パウダー、マスカラタイプも用途に合わせて使い分けられる
・眉の無駄毛を整えた後に、アイブロウで黄金比の眉毛を書こう
目次
眉毛を描くためのメンズアイブロウの選び方
今回紹介するアイブロウのタイプは4種類で、リキッド、ペンシル、パウダー、マスカラがあります。
リキッドタイプ・・・眉毛をしっかり描きたい方にお勧め。液体なので書き直すことができない。
ペンシルタイプ・・・鉛筆式なので、芯が細くピンポイントで狙った箇所にかける。安いものは芯が折れやすい。
パウダータイプ・・・まあらな眉毛を全体的に埋めてくれるのが特徴的。部分的にピンポイントで使いにくい。
マスカラタイプ・・・眉毛全体に色付けることができる。使いこなすのが難しく、メイク上級者向け。
それぞれのメリットデメリットはありますが、眉メイク初心者の男性はペンシルタイプがお勧めです。
パウダーとマスカラタイプはメイクに慣れてきたタイミングで使うのが良いでしょう。
種類 | メリット | デメリット | 有名ブランド |
リキッド | しっかり濃くかけるので落ちにくい | 液体状なので、使いこなすのがやや難しい 書き直しができない | KATEなどの女性ブランドのみ |
ペンシル | ピンポイントで足りない部分に書き足すことができる 芯が細く、書きやすい | 鉛筆のような繰り出し形式なので多くのアイブロウは芯が折れやすい | シャネル、MULC、UNO |
パウダー | まばらな眉毛を埋めるように補足することができる 綺麗に色をのせることができる | 眉全体にのるため、ピンポイントでかけない | KATEなどの女性ブランドのみ |
マスカラ | 色を濃くつけることができる | 使いこなすのがやや難しい 書き直しができない | FIVEISM |
ペンシルタイプ:初心者でも安心
初めて眉毛を描く場合にはアイブロウペンシルを使うことがおすすめです。
鉛筆のような薄めの芯で眉毛を描くことができるので、誤って眉毛を不自然なほど濃くしてしまうことはありません。また、手で擦れば薄くすることもできるので、失敗しやすい初心者の方でも安心して修正をすることができます。
一描きでは薄くしかつかないですが何度も重ねて書くことで、利用の眉毛の濃さにすることができます。
鉛筆のように先端の芯が細く使いやすい構造になっていますが、商品の中には折れやすい商品もあるので、男性用に作られている固い芯のペンシルが良いでしょう。
リキッドタイプ:長時間キープできる
メイクを長持ちさせたい方は、リキッドタイプが良いでしょう。
リキッドタイプは液状なのでしっかり描くことができ、メイク落としを使わない限りメイクが落ちることがほぼありません。そのため一日外出することがあっても安心です。
反面、修正が効きにくいため初心者のうちは眉毛が黒く塗りすぎてしまうことがあるのでつける量には気をつけましょう。
パウダータイプ:眉毛全体に色をつける
眉毛全体がまばらで、眉毛と眉毛の間に空白ができてしまってる人は、パウダータイプをお勧めします。
パウダータイプは粉末上で、眉毛全体にのせることができ、まならば眉毛を自然にしてくれます。
また、色を使い分ける事が可能で、髪色に合った色に自由に変化させることもできます。
ただ、ペンシルのようにピンポイントでのメイクはできないので、初心者の方には少し難しく感じるかもしれません。
マスカラタイプ:眉毛の色を調節したい上級者向け
眉毛の色を変えたい人は、マスカラタイプをおすすめします。
マスカラタイプはしっかりと眉毛に色のついた液体をつけていくので、色を変化させることができます。髪の毛の色に合わせて明るめの茶色にするメイク男子もいます。
大きく印象が変わってしまうので、初心者の方には難しいですが、アイブロウに慣れてきて色を変えたいと思ったらチャレンジをしてみてください。
眉毛を描くメンズアイブロウの使い方
それでは、実際にメンズアイブロウの使い方を見ていきます。今回はペンシルタイプを使用して説明します。
ペンシルタイプは失敗してもやりなおしやすいですし、金額も控え目のものが多いです。
初めてアイブロウを使うのであれば、ペンシルから試してみてください。
事前準備:眉毛を整える
アイブロウをする前に必ず眉毛を整えましょう。余分な眉毛をカットして、綺麗な形に整えてから足りない部分をアイブロウで書いていきます。
最初は電動眉シェーバーを使って、大まかに眉毛の形を整えていきましょう。
眉シェーバーで眉毛の形を削りすぎると修正が難しいので、少しゆとりをとっておくことがポイントです。
続いて、細かい形作りは毛抜きやカミソリを使って行います。
左右の形が異ならないように少し整えたら鏡で確認をするようにしてください。
形だけではなく、眉毛の長さも調節しておきましょう。眉毛の長さを整えるコームと呼ばれる付属品がついたハサミを使えば眉毛の長さを均等に整えることができます。
いずれのアイテムもコンビニで簡単に手に入れることができるので、目についたら購入してみてください。アイブロウで眉毛を描かなくても、印象を変えることができますよ。
より細かい、眉毛の整え方について知りたい方はこちらの記事で解説しています。
ペンシルアイブロウの使い方
アイブロウで描き始めるときには、書き足す部分の目印を決めましょう。
1.眉山は口角と目尻を結ぶ延長戦上の位置
2.眉頭は小鼻の位置からまっすぐの延長線上の位置
3.眉尻は眉頭より下がらないようにする
近くにある長めの棒を使って眉毛の形のイメージをつかんでおきましょう。眉毛をかく位置を決めたら、毛量が薄い部分を中心に書き足していきます。
眉山から眉尻にかけて徐々に薄くしていくように描くと、自然な印象に仕上げることができます。
眉頭を濃くすると違和感が出るので、少しだけ色をつけるイメージで大丈夫です。
アイブロウペンシルで眉毛を描いた後には、アイブロウペンシルの反対側にあるスクリューブラシで毛流れを整えていきます。
スクリューブラシを使うことで、眉毛と色が馴染み自然な雰囲気を作ることができます。
眉毛が散らばって弱弱しい感じの雰囲気から、男らしいキリっとした印象になりましたね。
ほんの3分程度でできるので、ぜひ大事な仕事の前やデート前には試してみてください。
【モテ眉を創れる】プロが教えるメンズアイブロウおすすめ7選
メンズ向けに開発されているアイブロウに限定してTOP7を紹介していきます。
女性ものと男性ものでは大きく変わりはありませんが、芯の硬さが男性者の方が硬いので使いやすいと感じる方は多いようです。初心者の方は力を入れすぎてしまう傾向にあるので、硬めのものから使うことがおすすめです。
シャネルアイブロウペンシル
知る人ぞ知るブランドで少々値段も高いですが、商品の良さは間違いないでしょう。
ペンシルとスクリューブラシが一体になっていて、パッケージも男性向けの開発されているので非常にかっこいいデザインになっています。
ペンシルで眉毛を書き足して、ブラシでぼかしてあげると自然な仕上がりになります。
メリット:先が細く、細かく描きやすい。色の付き方が自然で初心者でも違和感が出にくい。
デメリット:金額が高い(6,050円)
MULC アイブロウペンシル
次に紹介するのが、MULC(ムルク)というメンズメイク専門のブランドです。完全に男性用に開発されているので、ペンシルの芯が折れにくい構造になっています。
初めてのアイブロウアイテムとしておすすめです。
メリット:涙型のペン先で、眉毛の形をキレイに描きやすい。芯が折れにくい。
デメリット:芯が固めで冬は色が付きにくいこともある。
UNO(ウーノ)アイブロウペンシル
UNOのバランスクリエイターは792円とメンズ初心者が試しやすい金額で販売されています。
ドラッグストアや雑貨屋に置いてあるので、一度現物を見てから購入することもできます。
メリット:安い。多くのお店に置いてあるので、確認してから購入ができる。
デメリット:芯が柔らかいため折れやすいというレビューが多い。
KATE(ケイト)アイブロウパウダー
KATE(ケイト)のアイブロウパウダーは、1,210円と手ごろな金額ということもあり女性用として多く使われていますが、男性も使うことができます。
色はブラウン系が多いので、一番濃い色のブラウンを使うと良いでしょう。
ペンシルだと強く描きすぎてしまう場合にはパウダーを使ってナチュラル仕上がりを試してみるのもおすすめです。
メリット:眉毛の境目が自然に仕上がる。
デメリット: 狙った通りの濃さにすることが難しい。
Fujiko(ふじこ)眉ティント
Fujiko(ふじこ)の眉ティントは汗をかいても消えにくいリキッドタイプのアイブロウです。
ティントとは、皮膚の凹凸に染料が入り込み染めるようなイメージで色を付けるものです。
メイクに慣れてきて、眉毛に主張を出したい場合にはおすすめです。
メリット:はっきりとした眉毛を描くことができる。
デメリット:濃く描かれるので、慣れていないと濃くなり過ぎる。
FIVEISM 眉マスカラ
FIVEISMはマスカラタイプのメンズアイブロウ。
こちらも、完全にメンズ用に開発されているので、パッケージも非常にかっこよく、メイクアイテムとは思えないデザイン性です。
実はこのマスカラですが、眉毛用だけでなく男性のヒゲを書き足すアイテムとしても使うことができます。
眉毛用にマスカラを使うのはやや難しいですが髭用に使うには簡単に使えるので、眉毛はペンシル、髭にはマスカラを使うといった男性ならでは使い方をしても良いかもしれません。
メリット:眉毛に立体感を出せる。はっきりとした眉毛にできる。
デメリット:落ちやすい。修正がしにくい。
Magnifique(マニフィーク) 眉マスカラ
Magnifique(マニフィーク)の眉マスカラはオリーブオイルというグレーとブラウンの間の色を使っているため、自然な色の眉毛にすることができます。
マスカラは色味が濃く出やすいので、黒だと濃くなり過ぎる場合にはこちらの色を試してみてください。
メリット:オリーブ色が自然に合わせやすい。
デメリット:マスカラ特有の落ちやすさがある。
メンズ眉毛を描くときに失敗しない方法
メンズ眉毛を描くことに慣れるまでは、多くの方が失敗をします。
そこで、ここでは初めて眉毛を描く方でも失敗をしにくい眉毛の描き方を紹介します。
薄く重ねるように描く
一度で眉毛に色をつけようと思わずに、何度も重ねて色を調節する意識を持って眉毛を描きましょう。
メンズアイブロウの初心者は眉毛を濃くし過ぎてしまう失敗をすることが多いです。
もし、濃く描きすぎてしまった場合にはアイブロウペンシルに付随されているブラシを使って薄くしてください。
また、眉毛の輪郭がはっきりとしすぎた場合にも、ブラシを使って濁すことで自然な眉毛にすることができます。
眉尻・眉頭は眉山よりも薄くする
眉毛の濃さを一定にして、ノッペリとした眉毛になってしまうのも初心者のありがちなミスです。
自然な眉毛は眉頭と眉尻は眉山よりも薄くなっているため、眉毛を描くときも濃淡を意識しておきましょう。
こまめに離れて確認をする
手鏡や机の上の小さな鏡を見ていると、客観的な眉毛の濃さや太さが分からなくなってしまいます。
そのため、少し眉毛を描いたら離れて眉毛のバランスや色を確認しましょう。
自分ではちょうどいいと思っていても、遠くからみたら濃すぎるということはよくあります。
他の人からの印象をよくするためにも、客観的な見え方を意識して眉毛を描くことがおススメです。
色は髪の色に合わせる
メンズ向けアイブロウの色にはブラウンとグレーが販売されていることが多いので、髪の毛の色と合わせたものを購入しましょう。
色に迷った場合にはグレーのほうが男らしい印象になります。
メンズアイブロウが流行ってきた3つの理由
男性の中には、若いころに眉毛を抜いてしまった人や元から眉毛が生えてこない人など、様々な眉毛の悩みを持った人がいます。
そこで誕生したものがメンズアイブロウです。メンズアイブロウは自然に眉毛を美しく見せるメイクアップアイテムです。
最近では10代20代だけでなく、30代.40代以降の男性もアイブロウを含むメンズメイクを体験してる人が増えています。
(出典:PRtimes、「【2019最新版】1,400人のメイク男子が答えた「僕がメンズメイクをする理由」)
実際にメンズメイクを体験した利用者の方が感じたメンズメイクのアイブロウを利用する理由について紹介をします。
顔全体の印象が綺麗になり身だしなみが整う
アイブロウで眉毛をかくと、眉毛の輪郭がはっきりして、顔全体の印象を整えることができます。
アイブロウペンシルやアイブロウパウダーを使えば、書き足すのはもちろん、眉毛の濃さもを調整してくれたり立体感を出したりすることもできるので、顔全体の印象を大きく変えることも可能です。
眉毛は顔全体の印象の8割を変えてしまうほどインパクトがある部分です。
眉毛が綺麗なだけで、清潔感が出て身だしなみが整うので、綺麗にしておいて損はないでしょう。
眉毛を描くと目力が上がる
目が小さな人でも、眉毛をかくことで目力が上がります。
人相心理学でも、太くて長い眉毛などは、相手にエネルギッシュな印象や活力を与えると言われています。
自分の印象を眉毛を数分かけてかくだけで好印象に変えてくれることにメリットを感じている人は多いです。特に仕事の場面や大事なデートのタイミングで使う男性もいます。
コンプレックスをカバーできる
アイブロウを描くことで、薄い、細い、まばらな、途中できれている、極端に短い、など、コンプレックスをカバーすることができます。
眉毛を生やそうと思っていても、髪の毛のようにはすぐには生えてきません。また、部分によっては毛が生えないようになっていることも少なくありません。
そうした問題もアイブロウであれば解決をしてくれます。長年どうしたら良いのかと悩んでいた人のコンプレックスもすぐに解決することができます。
メンズアイブロウを使って男らしい眉毛を作ろう
眉毛を書くことは最初は慣れないかもしれませんが、眉毛を綺麗に整えれば、あなたの第一印象を改善することができます。
眉毛を綺麗にして、イケてる男性になるか。眉毛が汚くて、清潔感がなく、だらしなく見えるか。
どちらが好印象かは一目瞭然ですよね。理想の眉毛を手に入れて、理想の自分に近づいていきましょう。