「メンズの肌ケアって何をすればいいの?」
毎日の髭剃りで傷ついている男性の肌。偏った食事や睡眠不足が続くと、急に肌荒れがひどくなるなんてこともあります。
きれいな肌になりたいけど、何から始めればいいのか分からないと困ってしまいますよね。この記事ではそんな男性にぴったりの8つの肌ケア方法について徹底解説します。
目次
メンズ肌ケア方法:洗顔
「スキンケアの基本は落とすこと」と言われているくらい、洗顔は重要です。人の肌は汗と皮脂を分泌しているので、生活しているだけで肌の汚れが溜まってしまいます。
洗顔で余分な汚れや皮脂を落とすことで、清潔な肌を保つことができます。
さらに洗顔には、その後の化粧水や乳液が肌に浸透しやすくする効果もあります。洗顔の手順は以下の通りです。
①ぬるま湯(30~32℃)で予洗いをして毛穴の開きをよくする。
汚れが落ちやすくなるために、毛穴を開いておきましょう。お風呂に入る際に洗顔をするのであれば気にしなくても大丈夫ですが、朝などお風呂以外の場合には意識をしてみてください。
②洗顔を手に取り、洗顔ネットなどで泡立てる。
洗顔では、キメの細かい泡を作ることが重要です。キメの細かい泡は毛穴の奥にある汚れも取ってくれます。素手で泡を立てるのは難しいので洗顔ネットなどを利用してみてください。
無印や100均にもあるので、簡単に手に入れることができます。
手の上で弾力のある泡ができたら完成です。
③皮脂の多い額と鼻筋から洗い、頬に向かって手をクルクルと動かしながらやさしく洗う。脂でテカリやすいおでこや鼻から洗顔をつけて顔全体に広げていきましょう。
顔全体に広げるときはゴシゴシと擦らずに泡で洗うイメージで優しくおこないます。
④すすぎ残しがないよう、ぬるま湯で丁寧に洗い流す。洗顔後はぬるま湯を使って綺麗に洗顔を落とします。洗い残しがあると肌が荒れる原因にもなるので、丁寧に流しましょう。
男性は洗い流すときにも肌を擦りがちですが、肌には優しく触れる程度で何度も水をバシャバシャとかけるようにして洗い流してください。
⑤乾燥した清潔なタオルでふく。
水気を取るためには綺麗な乾燥したタオルを使ってください。1度使ったものを選択せずに使い回しをすると、タオルの中で繁殖した雑菌が顔に移ってしまうことがあります。
それではせっかく綺麗にした顔が台無しになってしまいます。そのため、洗顔後には少々手間ですが新しいタオルを出して綺麗に水気を拭き取ってください。
メンズ肌ケア方法:保湿
洗顔後は化粧水と乳液を使ってしっかり肌を保湿しましょう。
化粧水は肌に水分を与える働きがありますが、化粧水だけではせっかく浸透させた水分が蒸発してしまいます。
化粧水の後に乳液をしっかり塗ることで、水分が逃げないように肌にフタをすることができます。
①化粧水を手の平に取る
洗顔後は顔に水分があるように感じますが、水分が蒸発しやすい状態です。そのため、化粧水を使って水分を補給する必要があります。
手のひらに500円サイズの化粧水を取りましょう。
②化粧水を肌に馴染ませる
顔に化粧水をつけて肌に浸透をさせます。
化粧水は手のひらで顔に押し込み5~10秒ほど待機するハンドプレスをすることがおすすめです。時間をかけて抑え込むことで化粧水の温度が肌と近くなり浸透しやすくなります。
③フェイスラインにも水分補給
首や顔の周りのフェイスラインにも化粧水を浸透させましょう。首は乾燥するとシワになりやすいので忘れないでください。
④肌がモチモチしたら化粧水は完了
化粧水が肌に浸透するとモチモチとした感触になります。もし化粧水をつけてもモチモチとした感触が得られないのであれば、乾燥している可能性があります。
化粧水を足してつけるか、より高保湿力の化粧水を試してください。
⑤乳液を10円サイズ分手に取る
乳液は化粧水で補給した水分を保湿する機能があります。肌に脂の薄い膜を張るイメージなので、化粧水よりも少量で十分です。
普段からテカリが気になる場合でも、薄くは塗っておきましょう。
⑥肌全体に薄く延ばす乳液は顔全体に馴染ませます。化粧水と同じく広げる際には肌を傷つけないように優しく伸ばしてください。
⑦白い浮きがなくなれば完成
乳液を塗ると肌にテカリが残りますが、白く浮いている場所がなければ完成です。
乳液をつけてから数十分の間は、テカリやヌメリが気になりますが、時間が経てば馴染むので安心してください。
洗顔と同じく保湿は肌にとって重要なメンテンナンスです。スキンケア初心者のうちは腰が重く感じますが、1ヶ月続けられたらなれます。
少しの積み重ねが数年後に大きな差になって表れてくるので、ぜひ試してみてください。
メンズ肌ケア方法:日焼け止め
日焼け止めを塗ることで紫外線ダメージをへらすことができます。日焼け止めは夏に塗るものだと思われがちですが、紫外線は1年中出ています。
UVB(レジャー紫外線)は肌表面にダメージを与え赤い炎症を招きます。
UVA(生活紫外線)はじわじわと肌の深部まで到達し、肌を黒くするだけでなく、シワの原因にもなります。
紫外線は室内にも降り注ぐので、日焼け止めでしっかりと対策をしましょう。
(出典:watashi+ by shiseido「紫外線対策におすすめ化粧品9選&美容にいい食材」
日焼け止めを塗る際には顔以外にも首の裏や首、耳の裏も塗ることを忘れないようにしましょう。
メンズ肌ケア方法:メンズエステ
メンズエステは、男性専用のエステサロンのことで、スキンケアに特化したお店も多いです。シミやくすみ、毛穴の黒ずみ、乾燥や小じわ、ニキビといった肌悩みを解決してくれます。
専門的なスタッフが肌質のチェックとアドバイスをしてくれるので、自分に合った施術を受けることができますよ。
フェイスラインの小顔マッサージやパックを使った毛穴ケア等が人気です。
料金は5,000円~1,0000円くらいで受けられるものもあります。毎日の肌ケアに加えて、毛穴洗浄やしわ消し等で本格的に肌を改善したい人におすすめです。
メンズ肌ケア方法:食事
肌ケアにはバランスの良い食事が大切です。不規則な生活や食事が続くことで、免疫力が低下し、肌荒れの原因になります。
肌を作るのは、肉や魚に含まれているタンパク質、野菜に含まれているビタミン等の栄養素です。タンパク質が不足すると肌の新陳代謝が低下して保湿力が低下することにも繋がります。
また、肌と腸内環境は密接に関係していると言われています。ヨーグルトや納豆、キムチなどの発酵食品を食べて、腸内環境を整えるようにしましょう。
メンズ肌ケア方法:運動
ストレスは、ホルモンバランスを崩すことで肌のコンディションを乱してしまいます。適度な運動で気分転換をして、ストレスを溜めこまないようにしましょう。
さらに、運動をすると血流がよくなり、肌に栄養と酸素がしっかり行き渡るようにもなります。ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動は、血液の流れをよくしてくれます。
有酸素運動を20分以上行うと脂肪燃焼効果も高くなるので、1日20分以上行うのがおすすめです。また、運動で発汗を促すことによって肌に水分が増え、角質が柔らかくなります。
角質が柔らかくなることで、保湿剤(化粧水や乳液)の浸透がよくなる効果もあります。
メンズ肌ケア方法:睡眠
体の内側から肌を整えるには、十分な睡眠をとることが必要不可欠です。睡眠不足になると肌の状態が悪化するので、最低でも1日6時間以上は寝るようにしましょう。
睡眠のリズムが整うように毎日同じ時間に寝るようにするといいですね。
スマホやタブレット、パソコンなどの画面は強い光を発しているため、目が冴えてしまいます。寝る1時間前は、なるべくスマホを触らないようにすることで寝付きや睡眠の質を良くすることができます。
なかなか寝付けない人はツボ押しをしたり、紅茶や玄米茶、生姜湯、甘酒等の身体が温まる飲み物を飲んだりするのもおすすめです。
メンズ肌ケア方法:脱毛
(出典:ザ・スタイルディクショナリー「ヒゲ脱毛の値段と相場」)
自己処理でシェービングを続けていると、剃り残した青ヒゲ肌を深剃りしているうちに肌は傷ついてしまいます。ヒゲの脱毛をすることで、ヒゲ剃りの回数が減って肌への負担が軽減されます。
ヒゲ脱毛は1本単位で仕上りを調整することができるので、なくすのも減らすのもデザイン次第です。
脱毛の種類は、レーザー脱毛、光脱毛、美容電気脱毛があります。脱毛方法によって、値段や効果だけでなく、施術を受ける場所や痛みの強さも変わります。
脱毛の前には無料でカウンセリングを受けることができるので、気になる方は試してみてください。
メンズ肌ケアは外からも内からもケアをしよう
最近は化粧水や乳液等のメンズスキンケアに加えて、洗顔や日焼け止めをする人も増えてきています。メンズエステや脱毛等もおすすめですが、日頃の生活習慣や毎日のスキンケアを見直すことが1番大切です。
外からも内からもスキンケアをして、美しい肌を手に入れましょう。