婚活をする場合、婚活アプリや婚活パーティなどさまざまな手段があります。
料金もお手頃で、結婚相手を見つけて成婚する人も少なくありません。
しかし、アプリを利用したり、パーティに参加したりする時間が惜しい人や、そもそも時間がない人は結婚相談所をおすすめします。
名前や存在は知っていても、どのようなサービスかわからない人のために、今回は結婚相談所とは何かについて紹介します。
種類や成婚者数、平均年齢層についても紹介するので、入会を検討している人は参考にしてください！
結婚相談所とは？
結婚相談所は、結婚意識がとくに強い人が利用する婚活サービスです。
相談所ではさまざまなサービスを提供しており、独身の人しか登録できません。
(離婚調停中の人もNG)
おもなサービスは、以下のとおりです。
【結婚相談所で提供されているサービス】
・お見合い写真の撮影およびスタジオの紹介
・相手探しのサポート
・お見合いのセッティング
・交際から成婚までのサポート
専任のカウンセラーが仲人として、婚活に関するすべてのサポートをしてくれるサービスです。
婚活アプリや婚活パーティに比べると、常にサポートを受けながら婚活ができるため、安心感が違います。
それに、入会金もやや高額で、婚活アプリと比較すると10倍以上は異なります。
そのため、結婚相談所に登録している人はいずれも婚活に真剣で、お互いの気が合えば数か月で成婚する場合も珍しくありません。
2つの結婚相談所の種類
結婚相談所にはさまざまな種類がありますが、IBJ(結婚相談所連盟)によると、以下の2つに分類されています。
【結婚相談所の種類】
・データマッチング型：システム重視
→システムに登録して自分で相手選びからお見合いまで決めるサービス
・仲人型：サポート重視
→専任カウンセラーが仲人になって入会から成婚まで支援してくれるサービス
システムとサポートを組み合わせたハイブリッド型もあります。
がっつりサポートを受けて婚活がしたい人は、サポート重視型にしましょう。
データマッチング型
データマッチング型は、システムを入会者に提供して、出会いを探す方法です。
仲人型と大きく異なる点は、サポートが最小限な点です。
データマッチング型では、オンラインで活動することが多く、相手選びやお見合いのセッティングまで、すべて自分でしなければなりません。
大手結婚相談所で導入されており、オーネットやゼクシィ縁結びエージェントなどが例として挙げられます。
メリットは、以下のとおりです。
【データマッチング型のメリット】
・仲人型よりも低価格
・時間を気にすることなく活動できる
空いた時間に出会いを見つけられる点はメリットですが、専任のカウンセラーが付きっ切りでサポートしてくれるわけではありません。
そのため、サポートを期待している人にはあまりおすすめできない方法です。
仲人型
仲人型は、システム型とは異なり、サポートに重点を置いた方法です。
専任のアドバイザーやカウンセラーが、仲人になって、さまざまなサポートをしてくれます。
婚活においてのサポートは全般してくれるので、非常におすすめです。
【仲人型でおこなわれるサポート】
・プロフィール作成のアドバイス
・写真撮影またはスタジオの紹介
・相手の紹介
・お見合いのセッティング
・成婚するまでのアドバイス
システム型では、自分でしなければならなかったことが、仲人型ではカウンセラーと相談しながらできます。
婚活は何かと不安なこと悩みがある人が多いと思うので、サポート型のほうがおすすめです。
結婚相談所の基本データ
結婚相談所がどのようなサービスか分かったところで、基本データについても解説します。
(紹介するデータは以下のとおりです)
【結婚相談所の基本データ】
・成婚者数
・平均年齢層
・年収
・学歴
今回は、IBJの会員データをもとに解説します。
入会を考えている人は、データを参考にして検討しましょう。
成婚者数
IBJに入会している人の多くは、1年以内に成婚退会しています。
公式サイトにデータが公開されていたので、紹介しますね。
【成婚者数】
・2020年度：8,624人
・2021年度：10,803人
・2022年度：12,437人
引用：IBJの会員データより
いずれも、IBJに加盟している結婚相談所の成婚者数です。
年々増加しており、2021年度以降は10,000人以上の人が結婚相談所を利用して成婚退会しています。
平均年齢層
IBJの公式サイトには、年齢別の会員数についても記載がありました。
もっとも多い年齢層は、30代前半～40代前半の人です。
引用：IBJの会員データより
30代以降になると、結婚を意識する人も増えます。
また、ある程度収入が安定している人が登録していることから、安心して婚活ができます。
年収
男性の収入に限りますが、こちらもIBJの公式サイトで公開されていました。
【男性会員の年収について】
・399万円以内：5,747人
・400~499万円：7,309人
・500~699万円：12,760人
・700~999万円：7,436人
・1,000万円以上：4,404人
引用：IBJの会員データより
ボリューム層は、400~699万円のユーザーです。
サラリーマンの平均年収よりも高く、女性は上質な出会いが期待できそうです。
学歴
IBJ会員の学歴は、短大四大卒が半分以上を占めています。
引用：IBJの会員データより
男性は55%、女性は70%以上の人が大学を卒業しています。
女性に学歴を求める人にとって、IBJはよい出会いが期待できそうです。
定職についている人も多いため、女性に安定性を求める人にはおすすめできます。
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まとめ【結婚相談所はサポート重視型がおすすめ】
結婚相談所を利用する最大のメリットは、専任のカウンセラーが成婚までサポートしてくれる点です。
婚活アプリや婚活パーティでは、相性がいい人を自分で見つける必要があります。
相談するにしても、婚活のプロには依頼できないことが現状です。
しかし、結婚相談所ならいつでも相談できます。
仮に、あなたが婚活において不安や悩みがあるなら、サービス重視型よりも「サポート重視型」のほうがおすすめです。
カウンセリングを受けながら、自分にあった結婚相談所を選んでいきましょう。
