インタビュー

AS A PHOTOGRAPHER #001

2020年2月20日

PhotojoyMagazine編集部

累計撮影数26,455人超えの恋活・婚活のプロフ撮影サービスPhotojoyが立ち上げたWebメディア。 全国47都道府県での撮影体験を元にマッチングアプリでモテる写真やメッセージについて紹介します。

Photojoyがお届けするPhotojoy専属カメラマンの素顔に迫る「AS A PHOTOGRAPHER 」インタビュー連載。第1弾を飾るのは、YUSHI 。撮影サービスPhotojoyの利用者であり、Photojoyのミッションである「写真をきっかけにあなたを変える」に共感しPhotojoyへジョイン。個人でもPhotojoyでもカメラマンとして活躍しているYUSHIに迫る。

 

-現在の年齢は?
28歳です。

-現在の職業は?
Photojoyカメラマンとして東京を中心に撮影を担当しつつ、メンズコスメブランド・MULCのマーケティングやWebメディア運営などを担当しています。

-カメラ歴は?
4年になります。

-愛用カメラは?
カメラはSSIGMA 30mm F1.4 DC DNの組み合わせで撮影しています。ただ、最近はフルサイズ機へ乗り換えたい欲がひたすら高まっています。近いうちに同じSONYのα7シリーズやCanonのEOS Rシリーズ、それに大三元や小三元レンズをそろえてみたい…!

 

-カメラにはまったきっかけは?
もともとはスマホのカメラで風景を撮っているだけの人でした。その写真を見た友達に「撮り方上手いね」と言われたのがきっかけでカメラを始めたんです。そしたら案の定すっかりハマって、いつでもカメラを携帯して、行く先々で風景を撮るようになりました。

 


僕がカメラ好きだと知った友人からあるとき、自分の写真を撮ってくれと頼まれました。で、人物撮影の勝手が分からないなりに手探りで撮影してみたら、会話しながら笑顔を引き出すことの楽しさに目覚めました。風景に向かっていくら話しかけても会話できないので(笑)。

-カメラマンとして一番大切だと感じることは
ありきたりですが、撮影に来られた方との信頼関係の構築ですね。
信頼関係は写真の良し悪しはもちろん、撮影後の充足感にも大きく影響します。
60分という撮影時間のなかでしっかり打ち解けるために、まずはお会いした瞬間からあらゆる開示をします。

具体的に撮影するルートや、自分自身が元々Photojoy利用者で自分の写真が無くて困っていたこと、そこからPhotojoyで撮影するようになった経緯など。
こちらからある程度の量をわっと話すことで、利用者の方がご自身のことを気軽に話せる空気を作れている手応えを感じます。



アイスブレイクができたら、ほどよいバランスで聞き役へシフトしていきますね。和めば和むほど、こちらは色んな構図の写真をご提案しやすくなるし、撮影に来られた方にとってもそれをすっと受け入れやすくなります。

理想は「楽しく会話していたら、いつの間にかいい写真をたくさん撮られていたな」と思ってもらうこと

-「写真一つで恋愛のきっかけを創る」というPhotojoyのビジョンについては?
写真一つで恋愛のきっかけを創ることは間違いなく可能だと思います。
「奇跡の一枚」という言葉がありますよね。これって単に「最高に盛れた一枚」っていう意味合いで使う人が多い印象なんですけど、それだけじゃなくて「その人の人生を変えるきっかけになる一枚」でもあると僕は思っています。

 

編集部の家田も撮影してもらいました


先ほども触れましたけど、僕自元々Photojoy利用者で、マッチングアプリのプロフィール用の写真を撮ってもらいました。
納品されたうち特に良かった1枚をプロフィールに設定したら、その写真を見た相手の方に「おしゃれ」「かっこいい」と言ってもらえました。

そして何より、「おれ、思ってたより悪くないじゃん」って自分に自信が持てたんです(いいことをたくさん書きすぎると宣伝かよと言われそうですが、偽りない本心です!)

写真ってそういう力があるんです。みんながそれに気づいて、ふだん写真を撮らない人も日常的に写真を撮るのを積極的に楽しむようになって、もはやPhotojoyが無くても写真に困らない世の中になったらPhotojoyの使命は完遂されたと言えるのかなあと思ったりします。

Photojoyの一員として、自信を持って恋愛に臨むきっかけを創る写真を提供していきたいし、それを誰よりもうまく体現できるカメラマンになれるように今後も腕を磨きたいですね。

-Photojoyカメラマンとして撮影中に一番のやりがいは?
撮影に来られた方の緊張がほぐれて、満面の笑みになってくれる瞬間ですね。
正直、かなりの数の方を撮影してきましたが、それでも毎回「今回もちゃんと打ち解けられるかな」と多少は不安になります。

60分という限られた時間のなかで初めましての方と打ち解けて、ベストな笑顔を引き出さないといけないプレッシャーも感じるのが本音です。だからこそ、最初は弾まなかった会話が弾んでいい笑顔を写真におさめられたら本当に安心します。

そして、写真の選別でその人の笑顔を見てるとき、自分自身も笑顔になってるんです。こういうとき、撮影を頑張ってよかったなあとしみじみ感じられますね。

-Photojoyで撮影中、どのように自然な表情を引き出しているか?
まず何よりも満面の笑みです。心を開いてもらって満面の笑みを引き出すことで、顔の筋肉もほぐれるし、気持ちのうえでも表情やポージングのご提案を受け入れてもらいやすくなりますよね。



その状態を早いうちに作ることができれば、「あえて真剣な眼差しでクールな雰囲気を演出する」みたいなバリエーションは後からいくらでも出せると思うんです。同じことを打ち解けないうちからやろうとしても、クールではなくただの怖い表情になってしまいます。

だから、どんな手を使ってでも、まずは笑わせにかかります。

-マッチングアプリについてはどう思う?
マッチングアプリにはかなりお世話になったので、言い始めたらキリが無いです。どこまでお話しましょうか。基本的に、マッチングアプリの登場を僕は好意的に捉えています。



自分自身が持っているツテだけではまず出会うことが無い、大事なパートナーとなりうる人と出会うきっかけを提供してくれるわけですから。利用者の人生の選択肢を広げてくれるという点が素晴らしいと思います。それと、自分自身に気を遣うようになるいい機会になるとも感じます。

アプリで数多の会員の中から相手に選ばれようと思ったら、そうせざるをえないです。僕の場合は服であればおしゃれなものを積極的に買うようになったり、悪目立ちするヒゲは脱毛に通って薄くしたり、髪の毛は表参道のトップスタイリストに切ってもらったりするようになりました。

身なりに気を遣い出す以前の僕しか知らない人に再会すると、「変わった」「若くなった」など間違いなく言われます。さらには、実際に会ったときに楽しい人と思ってもらえるように会話の組み立て方やテンポを考えたり、声の出し方を気にしたり…根が引っ込み思案の僕にとっては、アプリは今まで適当にしていた自分の身なりや振る舞いを思いきりアップデートするチャンスをくれた存在ですね。

-人に撮影されることの良さとは?
ひとつは、自分ひとりでは気づけない自分の良さに気づかせてもらえること。
もうひとつは、被写体として恥ずかしくないように身なりなどに気を遣うようになれることです。

-撮影を通じて何を届けたいか?
変わるきっかけを届けたいですね。僕自身が体験したように、写真で自分に自信をつけて、その自信を継続させたりさらに高められるよう努力していくための原体験となる撮影を提供していきます。

-カメラマンとして自分のバリューは?
ポートレートであれ風景であれ、常にいいものをたくさん見て感化されていることです。写真を撮ることがアウトプットとすれば、これはインプットに相当する部分。写真が好きだからこそ、意識せずとも日々多くをインプットして自分の血肉としている自負があります。

-あなたにとって写真とは?
饒舌な記憶です。自分が撮影した写真を通じて、そのとき感じていたことや撮影したときの空気、写っている人との会話などを一瞬のうちに想起するし、それらすべての記憶をひっくるめて凝縮したものが写真ですね。これからは動画が栄華を極める時代ですが、時流に乗りつつ写真の良さを忘れずにいたいです。 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

PhotojoyMagazine編集部

累計撮影数26,455人超えの恋活・婚活のプロフ撮影サービスPhotojoyが立ち上げたWebメディア。 全国47都道府県での撮影体験を元にマッチングアプリでモテる写真やメッセージについて紹介します。

-インタビュー