突然ですが、眉毛が顔の印象の何割を占めると言われているか存知ですか?
答えは8割。もはや眉毛が好印象の鍵を握ると言っても過言ではありません。
特にメンズは女性の様にメイクで激しくごまかすことはできないですよね...
ビジネスにおいても清潔感のあるキリッと眉で、『仕事ができそう』『頼りになりそうだな』と思われたらスムーズに事が進みそうですよね。
今回は、そんな好印象を叶える【ビジネスマン受けするメンズ眉毛の整え方】をご紹介していきます!
メイクアップアーティスト兼まゆげの先生としてご活躍されているLeiさんに完全解説して頂きました!
1万人以上の方のメイクをしてきました。宜しくお願い致します!
この記事の内容
・眉頭、眉山、眉尻の位置には黄金比がある!
・ビジネスマンを狙ウケうなら、清潔感・凛々しさ・ナチュラルさがキーワード
・メンズの眉毛は、7ステップで理想の形に整えることができる
・もしかして整えているかも?くらいの自然な仕上がりであれば年配の方からも好印象
目次
自分の眉毛はどういう印象?整える前に確認しよう!
まずはご自分の眉毛が、他人にどういった印象を与えるかを知るところから始めていきます。
アイブロウペンシルを用意して、鏡で確認してみましょう。
眉頭、眉山、眉尻をわかりやすくするために、目印をつけるためにアイブロウペンシルを使っていきます。
今回使用するのは、メンズメイクブランド「MULC」のアイブロウペンシル。
メモ
眉頭…一番内側
眉山…一番高い位置
眉尻…一番外側
眉頭・眉山・眉尻の位置と高さはどこにありますか?
アイブロウペンシルで目印となる点を描いてみてください。
眉頭
まず眉頭。眉頭の基本の位置は、目頭の真上。
それよりも内側にあると力強く大人っぽい印象、外側だと優しく幼い印象に見えます。
眉山
次に眉山。全体を3分割した時に、眉頭から2/3のところあたり、黒目の外側より眉尻側にあるのが自然な眉山の位置です。
眉山が極端に内側にあるとびっくりしたような表情の眉に、逆に外側すぎると顔が平らで立体感のない顔立ちに見えてしまいます。
角度は男性なら眉頭下から眉山下まで15°前後が自然。
高めの位置にあるとクールでシャープな印象が強くなり、低いと穏やかで落ち着いた印象になります。
眉尻
そして眉尻。
小鼻と目尻を結ぶ延長線上が理想と言われますが、必須条件は目尻よりも長く、眉頭より下がらないこと。
長めだと大人っぽい印象に、短すぎると相手に幼い印象を与えます。
また、眉頭より低い位置にあると困ったような寂しい顔立ちに見えてしまいます。
どうでしたか?ご自身の見た目のイメージと当てはまった方も多いのではないでしょうか。
社会人の方で、見た目イメージを大事にされる営業マンや経営者などは少なくないはず。
では、そんなメンズ眉毛のイメージをビジネス向けにするポイントを解説していきます!
ビジネスマン受けするメンズ眉毛
社会人の方がビジネスマンを狙ウケうなら、『清潔感』『凛々しさ』『ナチュラル』がキーワードになります。
この3つを実現するために絶対に外せないポイントは次の4つ。
ポイント
・眉頭は内側に
・眉山をつくる
・眉尻は高め
・あくまでナチュラル
眉頭は内側に
目頭の真上よりも数㎜内側に眉頭をつくることで、立体感のある顔立ちに見えて目力がアップ。
特に目と目が離れているタイプの方は眉頭を寄せると目が近く見せることができるので、凛々しく大人っぽい印象に。
ただし目が近いタイプの形はキツく見えてしまいがちなので、基本のは眉頭の真上で良いです。
(目と目の間が目幅より広ければ離れがち、狭ければ近いタイプです)
眉山をつくる
眉山を確認する際、眉山はどこにつくるのがベストかわかりにくいですよね。
まず眉の筋肉を思い切り上に上げてみてください。
その一番高くなるところが自然な眉山の位置です。
もし高くなるところが内側すぎる場合は、基本の眉頭から3分の2、もしくは黒目の外側につくります。
丸みのある形は柔らかく見せるので、ストレートな山を作るとキリッとした眉になります。
眉山がないタイプの方は産毛を残し、眉山部分以外の毛を処理して眉山をつくります。
眉尻は高め
先程、眉尻は眉頭より下がらないこととお話ししましたが、ビジネス受けを狙うならよりシャープに見せたいところ。
眉尻は眉頭よりも少し高い位置につくることで、目力のある男性的な眉になります。
骨格にもよりますが、眉頭下より眉尻が3㎜以上高くなるとキリッと見えます。
あくまでナチュラルに整える
ボサボサ眉毛よりもきれいに整った眉毛の方が清潔感はありますが、年配男性や女性からすると整えすぎの眉毛はちょっと引いてしまうのが正直なところ。
もしかして整えているのかも?くらいの自然な仕上がりが好印象です。
その為には眉毛のラインをきれいにとりすぎないことが大切です。
眉とその周りはナチュラルに整えつつも、まぶたや頬、こめかみの産毛を処理するだけで一気に清潔感がアップ。
若々しく見えるのでこのポイントはとても重要です。
それでは、実際に眉毛を整えていきましょう!
ビジネスマン受けするメンズ眉毛の整え方
メンズ眉毛を整えるのに外せないステップは次の7つ。
①肌を整える
②理想の形を描く
③毛流れを整える
④カットする
⑤抜く
⑥剃る
⑦クールダウン
ただ形を整えるだけでなく、肌のダメージを防ぐために、手順もしっかり覚えておきましょう。
必要なモノ
- フェイスタオル
- スキンケア
- アイブロウペンシル
- 眉毛コーム
- ツイーザー(毛抜き)
- 眉毛バサミ
- 眉毛カミソリorシェーバー
フェイスタオルは濡らして絞り、事前に冷蔵庫で冷やしておきます。
それでは早速始めていきます!
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①肌を整える
眉毛を処理した肌はとてもデリケートな状態。
皮脂でベタついていたり汚れが付着していると、雑菌が繁殖して肌荒れを起こすこともあります。
眉を整える際は事前に洗顔をして清潔な状態にし、スキンケアで保湿をしていきましょう。
スキンケアは肌がヌルつかない状態までしっかり馴染ませ、軽くティッシュオフして油分を抑えたら準備完了です。
②理想の形を描く
理想とする眉頭・眉山・眉尻の位置に点を描いていきます。
極力毛が生えている、伸びた毛が到達する範囲に点を描きましょう。
眉山は目頭より内側に、眉山は骨格に合わせて自然な高さに、眉尻は眉頭下よりも高めに。
それぞれの位置が決まったら、ペンシルで外枠を描いていきます。
上のラインは丸みの少ないストレートな形にすることでシャープな印象が増します。
下のラインは上よりもなだらかなカーブを意識しましょう。
この形をベースに眉を整えていきます。
③毛流れを整える
正確な眉毛カットを行うために、眉毛コームを使い毛流れを整えていきます。
眉の毛流れは一方方向ではありません。
眉頭は上方向、中間地点は上方向と下方向から、眉山から眉尻にかけて斜め下方向に生えています。
④カット
毛流れの方向に眉をすくい上げると自然と余分な毛が出てきます。
ザクッと一度に切るのではなく、1本ずつ丁寧にカットしていきます。
凛々しいきちんと眉に見せるなら、濃いめにキリッとさせたいところ。
カットしすぎて薄い眉にならないように気を付けて下さい。
自眉が濃い場合
眉毛が密集して濃く見えるところは好みの濃さまでカットし、眉頭・眉尻は大きくはみ出ない程度に長めにカットします。
短くても5㎜以下にはならないようにしましょう。
自眉が薄い場合
カットしすぎると、スカスカに見えてしまいます。
毛流れを整えた時に、長くはみ出る毛だけでも十分です。
⑤抜く
眉間や眉毛に近い毛はシェーバーで剃ると不自然なラインになるので、ツイーザーで抜いていきましょう。
明らかにラインからはみ出ている眉毛は抜いて良いですが、眉周りの眉に近い産毛を残していきます。
上のラインはストレートなラインに、下のラインはなだらかさを意識します。
ラインをビシッと一直線にするのではなく、間引きしてあえて細かくガタつかせた方がナチュラルに仕上がります。
眉毛を抜く際は指で肌を押さえ、ツイーザーを肌に対して寝かせながら生えている方向に根元から抜くと痛みが少ないです。
骨の上は痛みが少ないですが、骨がないまぶたの毛や細い毛は痛みが強いので無理をせず剃りましょう。
⑥剃る
眉毛の形が整ったら、カミソリか電気シェーバーを使い、余分な毛を剃っていきます。
カミソリでも良いですが、電気シェーバーの方が肌を傷つけにくいので初心者の方にもおすすめです。
眉毛の周りは産毛を残すか毛抜きを使って抜くので、その他の眉毛を剃ります。
ついでにこめかみや頬まわりの産毛も剃って清潔感をアップさせましょう!
⑦クールダウン
眉毛と周りの毛を整えたら、一度ペンシルで描いた部分を洗うなどして落とします。
そして冷やしたタオルを眉に数分あてて肌を鎮静させていきます。
眉毛は刺激に弱い部分で眉毛を処理すると赤みなどが出やすくなるので、冷やして肌を落ち着かせることが大切です。
赤みがひいたら必要に応じてスキンケアで整えましょう。
⑧完成
これで、『ビジネスマン受けするメンズ眉毛』の完成。
比べてみると、キリッとしてまるで整えていないかのようにナチュラルで若々しく見えますね!
整える前と比べると、一目瞭然です。
さらにキリッと見せたい場合はアイブロウペンシルで隙間を埋めるように描きましょう。
きれいに整えておけば、軽く描き足すだけでも凛々しさが増します。
今回使用しているアイブロウペンシルは、男性専門のメイクアップブランドであるMULCさんのアイブロウペンシルです。
MULCさんの特徴
・芯が硬く折れにくい
・グレーと茶色の二色を展開しているので、髪色に合わせやすい
・芯の形が涙型のため、細くも太くも描ける
男性向けですが女性でも問題なく使用できるので使ってみてください!
今回モデルを担当して頂いた、普段は一切眉を整えないという社会人の方に、仕上がった眉の感想を聞いてみました。
『目力が出て若々しく見える。自分に自信がついてモチベーションも上がった。』
とのこと。
人からの評価だけでなく、自分自身のやる気にも繋がりそうですね!
特にマスクを着用することが多い場合は、目元しか見えないので眉毛によって印象が大きく左右されます。
仕事もプライベートも、ナチュラルで清潔感のあるキリッと眉で好印象なデキる男を目指しましょう。
最後に
今回は、社会人の方向けにビジネス受けするメンズ眉毛の整え方について、眉毛の先生Leiさんに解説してもらいました。
1万人の方へのメイク体験を通じて、Twitter、Instgaram、ブログを通じて、メイクに役に立つ情報を発信されてます。
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